離婚を経験すると、誰しもが一度は考えること。それは「元旦那との関係、これからどうしたらいいの?」という悩みですよね。
特に子どもがいる場合、連絡を断ち切るわけにもいかず、でも以前のような関係には戻れない…。そんな微妙な距離感に、戸惑いを感じている方も多いのではないでしょうか。
私自身も数年前に離婚を経験し、子どもを育てながら、元旦那との関係をそれなりに保ってきました。
今日は、そんな私の体験をもとに「離婚後でも円滑な関係を築くコツ」や「子どものために必要な連絡の仕方」、そして「感謝の気持ちを持ち続ける大切さ」について、今回の記事ではお話ししていきたいと思います。
離婚しても「縁が切れない」存在
正直、離婚した直後は「もうこれで関係が終わるんだ」と思っていました。
でも、現実はそう甘くありません。特に子どもがいる場合、学校行事や進学、病気や進路相談など、「親として一緒に話さなければならないこと」がどうしても出てきます。
私の場合もそうでした。
最初は「元夫と連絡するの、正直ちょっとイヤだな…」と思っていましたが、子どものためと割り切って、必要最低限のやり取りを始めました。
ぎこちなかったやりとりも、時間が経つにつれて自然と慣れてきて、今では「この距離感がちょうどいいな」と感じられるようになっています。
離婚後、感情のコントロールが難しいと感じたとき、私は心を整えるために「メンタルサポート系の本」や「リラックスグッズ」に助けられました。
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ちょっとした工夫で、自分の気持ちをケアできると、元旦那とのやり取りにも余裕が生まれるから不思議です。
離婚後の関係は「ビジネスライクでOK」
「関係を良好に保たなきゃ!」と力みすぎると、かえってうまくいかないことも。
私は無理して仲良くしようとは思いませんでした。むしろ「仕事仲間くらいの距離感」でちょうどいいと思っています。
子どもの学校のことや体調、イベントに関する連絡はLINEやメールでサクッと済ませます。
会話の量よりも「スムーズなやり取り」が大事。返信が遅れても怒らない、感情的にならない。それだけで、かなり円滑になります。
感謝の気持ちは、心の中で持ち続ける
25年間、同じ家で暮らし、苦楽を共にしたパートナー。離婚したからといって、その過去がゼロになるわけではありません。
もちろん、いろんなことがあっての離婚です。でも、だからといってすべてを否定しなくてもいいんじゃないかな、と私は思っています。
結婚していた時間、育児を共にした時間、それらがなければ今の自分も、今の子どももいないわけですから。
直接「ありがとう」とは言わないけれど、元旦那には「感謝している気持ち」を常に心の中に持っています。
この気持ちがあることで、多少のやりとりでも腹を立てずに済むんです。不思議なものですよね。
実際にあったちょっとしたハプニング
離婚したのは、子どもが成人したタイミングでした。もう手はかからない年齢とはいえ、やっぱり親としての関わりは続いていきます。
ある年、子どもが大学のゼミ発表に参加することになり、「保護者も見学OK」と聞いて、元旦那にも一応伝えておいたんです。すると当日、しれっと会場に現れて、ビデオカメラ片手に最前列をキープ(笑)
最初は「え、なんでそんなに張り切ってるの…?」と内心ちょっとびっくりしました。
でも発表後に「今日の動画、後で送るね」とLINEが来て、その時ふと、「この人もちゃんと親なんだな」と、少しだけ素直に思えたんです。
たった一言でも、関係が少しだけ和らぐ瞬間ってあるんですよね。
それは過去のわだかまりを消すほどのものではないかもしれないけれど、「今の関係」を前向きに捉え直すきっかけにはなる。そんな風に感じた出来事でした。
子どものために協力する姿勢が一番大切
離婚しても「親としての役割」は終わりません。
私たちが夫婦としての関係を終えた後も、子どもにとっては一生の父と母。だからこそ、協力体制がとても大事なんです。
特に、進学や就職といった節目では、親の話し合いが必要不可欠。
そういう時に、お互いが「子どものために」冷静に、協力的に動けると、子どもも安心します。
実際、子どもからも「父さんと母さんがちゃんと話してくれてるの、うれしい」と言われたときは、涙が出そうになりました。
その一言で、今までの努力が報われたような気がしました。
距離感を保つコツは「ルール化」
私たちがうまく関係を保てている理由の一つが「暗黙のルール」があること。たとえば…
- 用件はLINEで。電話は緊急時のみ
- 長文にならないよう、3行以内にまとめる
- プライベートな話題は出さない
- 返信が遅れても気にしない
こうした小さなルールを作っておくことで、ストレスなく連絡が取れるようになりました。
特に感情的になりやすい時期には、このルールが大きな助けになります。
うまくいかない時は、自分を責めないで
もちろん、時にはイライラすることもあるし、「もう連絡したくない!」と思う日もあります。
でも、それはごく普通のこと。人間ですから、感情の波があるのは当然です。
そんな時は、少し距離を取ってみたり、第三者に相談してみたり、深呼吸してから返信したり…。
とにかく「感情で動かない」ことが大切です。
私も「ムッ」としたことは数えきれません。でも、一晩寝てから返事をすると、意外と冷静になれているものです(笑)
離婚後の関係は「第二の人間関係」
離婚すると、元夫との関係はリセットされるわけではなく、「新たな人間関係」が始まる、そんな感覚です。
もはや「元夫」ではなく、「子どもの父親としてのパートナー」。
無理に仲良くなる必要も、過去を忘れる必要もない。
でも、新しい立ち位置で、お互いを尊重しながら関わる。それが一番しっくりくるスタンスなんだと思います。
おわりに:感謝と距離感を持って、前向きに
離婚後の元旦那との関係について不安を抱えている方へ、私からのメッセージはこうです。
- 無理に仲良くしようとしなくて大丈夫
- 子どものために最低限のやりとりは続けよう
- 感謝の気持ちを忘れず、でも深入りしない
- 自分の心地よさを最優先してOK
離婚は人生の一つの節目。でもそれがすべてを終わらせるものではありません。
自分らしいペースで、元旦那との「ちょうどいい距離感」を見つけていけたら、それで十分なんです。
どんな関係も、ちょっとした心がけで穏やかに保てるもの。
今、同じような悩みを抱えているあなたが、少しでも前向きな気持ちになれますように。
かこ

わたしが再婚しない理由とは?
