まだ外がほんのり暗くて、静けさの残る朝。
窓を少し開けると、冷たい空気がすっと入ってきて、体も心もシャキッと目覚めていく。
お気に入りのマグカップにあたたかい紅茶を淹れて、深呼吸。
この時間が、今の私にとっては何よりの贅沢です。
でも、ほんの少し前までは違いました。
朝はできるだけ長く寝ていたい派で、毎日バタバタと支度して、焦りながら家を飛び出して。
「今日も余裕がなかったなあ…」と自己嫌悪で1日がスタートしてしまうことも少なくありませんでした。
そんな時、SNSで見かけたのが「朝活」という言葉。
正直、最初は「意識高い系の人がやるやつでしょ?」なんて思っていたんです(笑)
でも、ほんの少しだけ早起きして、朝に“自分のための時間”を持ってみたら…
生活が、気持ちが、思っていた以上に優しく整っていったんです。
慌ただしい日常の中で、「自分のペース」で始められるこの朝活という習慣。
それは、何か大きな目標のためというよりも、“毎日を心地よく過ごすため”の小さな工夫でした。
今回の記事では、そんな朝活の魅力やメリット、続けるコツを、私の体験も交えてお届けします。
「朝の時間をもっと気持ちよく使いたい」
「最近ちょっと余裕がなくなってきたかも」
そんなふうに感じているあなたの、心のどこかにすっと届く内容になっていたら嬉しいです。
朝活のメリット5選|実際にやって感じた“いいこと”
では実際に、朝活をするとどんな変化があるのか?
私自身が感じたことや、よく聞く声をまとめてみました!
1.脳が冴えて、集中力が上がる!
朝は、脳がいちばんスッキリしてる時間。
夜にあれこれ考えるより、朝にちょっと考えごとをするとすごくはかどるんです。
- 企画のアイデアが浮かぶ
- 書きたかった文章がすらすら書ける
- 今日やるべきことがすぐ整理できる
「朝って、こんなに頭動くんだ!」ってびっくりしますよ。
2.バタバタしない朝は、心の余裕になる
朝起きて、コーヒーをゆっくり淹れるだけでも、気持ちにゆとりが生まれます。
支度がスムーズになって、「あ、靴下どこ!?」なんてイライラも激減(笑)
心に余裕ができると、人にも優しくできるようになります。
3.生活リズムが自然と整う
朝活をするようになると、夜更かししなくなります。
「明日ちょっと早起きしたいな」って思うと、自然に布団に入りたくなるんですよね。
寝つきが良くなるし、日中の眠気も減る。
朝型生活、思ってたより気持ちいいです!
4.自分と向き合う、静かな時間が持てる
テレビもスマホもまだ静かな時間帯。
誰の目も気にせず、自分の気持ちとゆっくり向き合えるのが朝のいいところ。
- 「今日、どんな1日にしたい?」
- 「今、ちょっと疲れてるかも」
- 「昨日うれしかったこと、なんだっけ?」
朝の数分が、自分を見つめ直す“ミニ瞑想”になります。
5.小さな「できた!」が、自信になる
「今日も早起きできた!」
「ストレッチ、続けられてるな」
そんな小さな成功体験が、じわじわと自己肯定感を育ててくれるんです。
朝活を続けるコツ|ゆるく・楽しくが合言葉!
「続けるのって難しそう…」と思ってしまいがちですが、実はコツを押さえるだけで、びっくりするほどラクになります。
1. まずは“15分”だけ早起き
いきなり1時間早起きはハードル高め。
まずは15分、ちょっとだけ早く起きてみましょう。
たったそれだけで、朝の空気や静けさの心地よさに気づけるはず。
💡 朝のごほうびにおすすめの紅茶セット
毎朝の1杯で、1日がちょっと楽しみになる🍃
私のお気に入りはこちら♪
朝の静けさと、やさしい香りがちょっとした幸せに。
2. 朝の“ごほうび”を決めておく
朝に楽しみがあると、起きるのがちょっとワクワクになります。
- お気に入りのカップでコーヒーを飲む
- 昨日の続きの小説を読む
- 好きな香りのアロマを炊く
「自分へのちょっとしたご褒美」が、朝のスイッチになります。
🌿 朝の香り習慣で、心もふわっと整う
起きたての空間に、ふわっとアロマを漂わせるだけで空気が変わります。
📌 私のお気に入り朝アロマ
- 🌸 ラベンダーの精油
- 💨 火を使わないアロマディフューザー
- 🧘♀️ 初心者さんに人気のアロマセット
「今日もいい朝だな」って、体の内側から感じられるように。
3. 夜にちょっと準備しておく
朝に迷わないために、前の晩に少しだけ準備をしておくと◎
- 読みたい本を枕元に置いておく
- ストレッチマットを広げておく
- 紅茶のティーバッグをカップにセットしておく
考えなくていい環境は、継続の味方!
📖 自分と向き合うノート時間に
手帳に「感謝」や「気づき」を書くだけで、じんわり心が整います。
📌 朝ノートにぴったりの文房具たち
- 📓 やさしい色合いの手帳
- ✍️ 書くのが楽しくなる万年筆
- 🖊️ 文具好きさんに人気の雑貨ショップ
朝時間が、”自分との対話タイム”になりますよ。
4. “完璧”を目指さない
眠たい日は二度寝してOK。
できない日があってもOK。
「ちゃんとやらなきゃ」と思うと苦しくなるから、
「できたらラッキー♪」くらいの軽さで続けていくのがコツです。
実体験|私の朝活ストーリー
もともと私は、朝ギリギリまで寝てしまうタイプ。
バタバタ出かけて、朝からちょっとイライラ…。
そんな自分に疲れていたある日、思い切って朝活を始めてみました。
最初は、5分早起きして紅茶を淹れるだけ。
でも、それだけでなんだか気持ちが整って、「今日もいい日になるかも」って思えたんです。
そこから少しずつ、本を読んだり、手帳に「今日感謝したいこと」を書いたり、朝ストレッチしたり。
「やること」よりも「やってみたいこと」を選ぶようにしたら、朝がすごく楽しみな時間になりました。
今では、朝がいちばん好きな時間帯。
静かで、自分とつながれる時間があると、日中のバタバタも、なんだか落ち着いて乗り越えられる気がするんです。
おわりに|朝活は、“自分を大切にする”習慣
朝活の美しさは、時間をうまく使えるようになることだけではありません。
一番の魅力は、「自分を大切にできること」。
慌ただしい毎日の中に、ほんの少し“自分のための静かな時間”を持つことで、心にゆとりが生まれます。
最初はほんの15分でもOK。
無理に頑張る必要はなくて、自分のペースで、自分らしい朝活を見つけていくうちに、きっと毎日が少しずつ、でも確実に、やさしく変わっていきます。
さあ、あなたはどんな朝を過ごしてみたいですか?
かこ

無理のない毎日の過ごし方のコツ
