毎日せわしなく過ぎていく日々の中で、「あれ?私、いつ休んでる?」と気づいたのは、洗濯物を干している途中でした。
家事、仕事、実家の用事、犬の散歩、気がつけば夜10時。ようやくお風呂に入ったら、「あ、今日も1日“自分のための時間”がなかったな…」と、ぼーっと湯船で反省会。
…でも、そんな日が何日も続いていませんか?
「無になる時間」が、いちばんの回復法?
ここ最近、よく耳にするのが「無になる力」。
いわゆるマインドフルネスとか瞑想とかもこの流れに入りますが、難しく考える必要はありません。
わたしが思う“無になる時間”って、「一瞬でも、自分の“役割”から解放されること」だと思っています。
- 誰の母でもない
- 会社の肩書きも関係ない
- 気の利いた返事をしなくてもいい
そんな「ただのわたし」に戻れる時間って、案外ほとんどないですよね。
でも、だからこそ大事。
“無”になるって、「なにもしない」「なにも考えない」時間を、意識的に確保することなんです。
なぜ“無”が必要なのか?アラフィフ世代の脳みそ事情
わたしたちアラフィフ世代って、正直やること多すぎません?
- 仕事:なんだかんだ責任世代
- 親:体力・判断力に不安が出てくる頃
- 子ども:進学・就職・独立で心配が尽きない
- 家事:ずっと私担当
- 自分:不調のデパート(更年期、目、肩、腰…)
もうね、四六時中、頭の中がフル回転。
寝てても考えてるし、寝た気がしない。
気がつけば、深夜にスマホ片手に「副交感神経 整え方」とかググってる(笑)
でも、そういう状態って、脳も心もずっとアクセル踏みっぱなしなんですよね。
だから疲れが取れないし、イライラしやすいし、なんか涙もろいし、集中力も続かない。
そんなときにこそ、「一旦エンジン切る」=“無になる時間”が必要なんです。
“無になる”ってどうすればいいの?
「じゃあ具体的に何すれば“無”になれるの?」って話ですが、
特別なスキルも、おしゃれなグッズも、ヨガマットも要りません。
わたしが試して効果あったのは・・・
① 朝5分、ぼーっとお湯を飲む
「白湯を飲みましょう」なんて聞くと健康意識高そうですが、
わたしの場合は、ただの「5分間の無言タイム」になってます(笑)
- スマホ見ない
- 音楽もなし
- 犬も散歩前で寝てる
- ただただ、湯呑みの湯気を見つめる
朝のバタバタの前にこの“静けさ”を挟むと、なんとなく1日が穏やかに始まります。
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② トイレで深呼吸(←案外、穴場)
家族と住んでると、「ひとりになれるのって、トイレしかない…」って日もありますよね。
そんなとき、便座に座ったまま3回深呼吸するだけでも、少し落ち着けたりします。
「はぁぁぁ…(現実逃避)」って声に出すと、なお効果的(笑)
🕯️ 香りの力で“思考停止タイム”をアップデート
忙しい毎日に、1日の終わりくらいは自分にやさしい時間を。
火を使わないアロマや、お手軽キャンドルはリラックスの味方です。
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③ 何もせず、愛犬を眺める
わたしの癒しNo.1は、やっぱり犬。
洗濯物を畳む手を止めて、愛犬が寝てる姿を見てるだけで、なーんか心がゆるむ。
「いいなぁ…あんたは無の達人だよ…」
ってつぶやいたら、しっぽだけパタパタ。
もう、尊い。これだけで生き返る。
無になる時間は、意識しないと作れない
忙しい人ほど、「無になる時間」って後回しにしがちです。
でも、放っておくと…
- 心がカサカサになる
- 優しさが出てこない
- 小さなことにイライラ
- 自分が嫌いになる
- なぜか涙が止まらない
なんて症状が出てくるから、本当に要注意。
わたしも一時期、気持ちがいっぱいいっぱいになって、「なんで全部、私ばっかり!」って誰にも言えずにモヤモヤを抱えてた時期がありました。
でも、ほんの数分でも「考えるのをやめる」時間を取るようになってから、
少しずつ、心の声が聞こえるようになった気がするんです。
“無”はさぼりじゃない。必要な「メンテナンスタイム」
「何もしないなんて、サボりじゃない?」
「忙しいのに、そんな時間とれないし」
って思ってた頃もありました。
でも今は、こう思ってます。
“無”になる時間は、心のオイル交換。
走り続けるためには、必要なメンテナンス。
車だって、休ませずに走らせ続けたら壊れちゃう。
それと同じで、わたしたちの心も、ちょっと止まって整える時間がないと、すり減っていく一方なんですよね。
おわりに|何もしない勇気、持ってみませんか?
「“無”になる力」は、誰かに見せるためのものじゃありません。
自分が“生きやすくなるため”の、やさしい習慣です。
- 朝の5分で白湯をすする
- トイレで深呼吸する
- 犬とまどろむ
- 洗い物の音だけを聞く
- 湯船で天井を見つめる
それだけでいい。
「今、私は“誰でもない自分”でいられてるなぁ」って思える時間が、少しずつ自分を満たしてくれます。
そして、その小さな“無”が積み重なると、
ある日ふと「あれ?ちょっと余裕あるかも?」って感じられる日がくるかもしれません。
そんなふうに、“何もしない時間”が、わたしたちを少しずつ元気にしてくれるのだと思います。
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参考にしてみてくださいね。
かこ

心地よく生きるための秘訣とは?
