「断捨離って本当に効果あるの?」
「物を減らすだけで、何がそんなに変わるの?」
そんなふうに思っていた私が、実際に断捨離を始めてみたら…気づけば心まで軽くなっていたんです。今回は、私自身の体験を交えながら、「断捨離が心と暮らしにどう影響を与えるのか」について、できるだけわかりやすく、気さくな雰囲気でお届けしていきます。
断捨離に興味はあるけど、なかなか踏み出せない。
そんな方にこそ読んでもらえたらうれしいです。
そもそも「断捨離」ってなに?ただの片づけじゃないの?
「断捨離(だんしゃり)」という言葉、今ではすっかり定着していますよね。
でも改めて聞かれると、「なんとなく物を捨てること?」という感じかもしれません。
断捨離の基本は、以下の三つ。
- 断:入ってくる不要なモノを断つ
- 捨:家にある不要なモノを捨てる
- 離:モノへの執着から離れる
ただの片づけや整理整頓とはちょっと違って、
「自分にとって本当に必要なものだけを選び取る」ことがポイントなんです。
そうやって物を減らしていくうちに、心の中のモヤモヤまで一緒に整理されていくという不思議。
まさに、“暮らしと心のリセット”とも言えるんじゃないでしょうか。
物を減らしたら、心が軽くなった。そのワケは?
私自身、昔は「とりあえず取っておく」タイプでした。
いつか使うかも。
もったいないし…。
そんな理由で、家には使っていないモノがいっぱい。
でもあるとき、ふと「このままでいいのかな」と思ったんです。
気持ちがずっと落ち着かなくて、イライラしたり、何かに追われているような感じ。
それで、試しに「使っていないもの」を一つ手放してみることにしました。
最初に手をつけたのは、何年も開いていないノートパソコン。
なぜか思い出が詰まっている気がして、ずっと手放せなかったんです。
でも、思い切って処分してみたら…なんとも言えないスッキリ感。
「あれ? これって、心の荷物も少し軽くなったんじゃ?」
そんな感覚がありました。
物を手放すって、ただの掃除じゃなくて「気持ちの整理」でもあるんですね。
断捨離で向き合ったのは、物よりも「自分の感情」だった
断捨離を進めるうちに気づいたのが、
「これは物の整理というより、感情の整理だな」ということ。
思い出の品、誰かにもらったけど使っていないもの、過去の自分の象徴のようなアイテムたち…。
それを手放すとき、ちょっと胸が痛んだり、過去の記憶がよみがえったりします。
でも、その感情とちゃんと向き合うことで、
「ああ、私こんな気持ちを抱えていたんだな」ってわかるんですよね。
断捨離は、過去と折り合いをつけたり、感情に気づいたりするチャンスでもあるんです。
だからこそ、物が減るだけじゃない“変化”が起きてくるのだと思います。
物が減ると、時間と心に余裕が生まれる
断捨離をしてよかったなと強く思うのは、「時間と心に余裕ができたこと」です。
物が減れば、探し物の時間が激減。
掃除もラクになるし、何を持っているか一目でわかる。
「どこに置いたっけ?」とイライラすることもなくなります。
そして心のほうにも、じわじわと変化が。
「これがなくても平気なんだ」
「私、もっとシンプルでよかったんだ」
そんな気づきが、毎日のちょっとした幸せを感じやすくしてくれるんです。
心が整ってくると不思議と“お金の使い方”も見直したくなってきました。
断捨離で「本当に必要なもの」がわかってくると、自然と「ムダづかいも減らしたいな」という気持ちになって。
そこで私が試してみたのが、家計簿アプリ「Zaim(ザイム)」。
レシートを撮るだけで自動で記録してくれるから、ズボラな私でも続けられてびっくり。
「何にいくら使ってるか」がパッと見えてくるので、節約も無理なくできて、断捨離と一緒に“心とお金の整理”ができる感覚でした。
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シンプルな暮らしは、選択のストレスを減らしてくれる
選択肢が多すぎると、かえって疲れることってありませんか?
服がたくさんあるのに、「今日何を着ればいいかわからない」
収納がパンパンなのに、「どこに何があるかわからない」
断捨離をすると、こういう“選ぶことのストレス”が減ります。
今あるモノは全部「自分で選んだ、お気に入りのモノ」ばかり。
だから迷わなくていい。決めやすい。心もすっきり。
結果として、時間も気持ちも、いい感じに回り始めるんです。
自分に合った断捨離の始め方|無理しないのがポイント
断捨離って、いきなり全部捨てなくていいんです。
むしろ、少しずつがちょうどいい。
たとえば…
- まずは引き出し1つ分から
- 毎日1つ、不要な物を手放す
- 「1年以上使っていないもの」をチェックする
そんなふうに、できるところからゆる〜く始めてOK。
大切なのは、「減らすこと」が目的ではなくて、
「自分にとって心地よい暮らしに近づくこと」だと思います。
断捨離はゴールじゃなくて、自分と向き合う“習慣”
断捨離は一度やって終わり、ではなくて、
「暮らしを整える習慣」になっていくと、より心地よくなっていきます。
新しい物を迎えるときは「本当に必要?」と立ち止まる。
増えすぎたなと思ったら、見直してみる。
そうやって、自分の“今”にフィットした暮らしを整えていく。
それが、断捨離の真の魅力かもしれません。
おわりに|物を減らすと心が整う。だから断捨離はやめられない
断捨離をすると、ただ部屋がきれいになるだけじゃなくて、
自分の内側まで整ってくるのを感じます。
物を減らすことで、自分の価値観に気づき、
心の余裕が生まれ、暮らしに静かな豊かさが広がっていく。
もし今、「物が多くて落ち着かない」「毎日なんだかモヤモヤする」
そんな気持ちがあるなら、まずは引き出し一つからでも始めてみてください。
思っている以上に、自分の心に効いてくるはずです。
かこ

掃除時間が半分になった理由とは?
