50代になって「なんだか疲れやすくなったなぁ」「体の中からキレイになりたい」なんて感じること、ありませんか?実はそれ、年齢とともに体のバランスが少しずつ変化しているサインかもしれません。
そんなあなたにおすすめしたいのが「薬膳料理」!
漢方や中医学の考えを取り入れた食事法で、体質や季節に合わせて、食材の力を最大限に活かす――実はとってもシンプルで、続けやすいんです。
この記事では、薬膳の基本から、50代にぴったりの薬膳食材、毎日無理なく取り入れられる簡単レシピまで、実体験を交えてご紹介します!
読んだ後、きっと冷蔵庫を開けたくなっちゃいますよ。
薬膳ってなに?難しそうで、実はカンタン!
「薬膳」って聞くと、「特別な漢方薬を使う料理?」「材料が高そう…」と思われがちですが、実はスーパーで買える食材で作れるんです。
薬膳は中国の伝統医学=中医学の理論に基づいた食養生のこと。ポイントはたったの3つ!
- 自分の体質を知る
- 季節や不調に合わせて食材を選ぶ
- 日々のごはんに取り入れるだけ
だから、何か特別なものを買う必要もなければ、毎日気負う必要もなし!
50代は「未病ケア」が鍵!薬膳がぴったりな理由
50代って、健康診断で「要観察」が出始めたり、体力や代謝が落ちたりと、いろんな変化が出てくるお年頃。でも、まだ病気ではない。これを中医学では「未病(みびょう)」と呼びます。
薬膳はこの「未病」の状態をケアするのが得意なんです。
私も50代に入ってから、朝スッキリ起きられない日が増えたり、冷えが気になったり…。
でも、毎日の食事に薬膳の考えをちょこっと取り入れるだけで、体がだんだん軽くなってきたんです!
薬膳の基本「五性・五味」をちょこっと紹介
薬膳の世界には「五性」と「五味」という考えがあります。これは、食材の持つ性質と味によって、体に与える影響を分類したもの。
【五性(体を温める・冷やす)】
温性:体を温める(生姜、ねぎ、羊肉 など) 寒性:体を冷やす(きゅうり、すいか、緑茶 など) 平性:中間(米、キャベツ、鶏肉 など)
【五味(臓器に働きかける味)】
甘味:気を補う(かぼちゃ、米、なつめ) 苦味:熱を冷ます(ゴーヤ、セロリ) 酸味:収れん作用(梅干し、レモン) 辛味:気を巡らす(しょうが、にんにく) 鹹味:体を柔らかくする(味噌、わかめ)
「え、なんか難しい…」と思うかもしれませんが、ざっくり覚えておくだけでOK!
50代におすすめ!身近な薬膳食材ベスト5
ここでは、スーパーで手に入る「50代の不調」に効果的な薬膳食材を紹介します!
- なつめ(ドライでもOK)
→ 貧血・冷え・イライラに。お茶やスープにポン! - 黒ごま → 髪や肌のアンチエイジング。ヨーグルトにパラパラ♪
- 長ねぎ・生姜 → 冷えや風邪予防に。お味噌汁や鍋にぴったり。
- 山芋(やまいも) → 消化力アップ&疲労回復。すりおろしてとろろご飯に!
- 鶏肉(特にささみやもも肉) → 気力・体力アップ!どんな料理にも合う万能食材。
- クコの実→健康維持に役立つスーパーフード!美容にも!
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今日からできる!簡単薬膳レシピ3選
1. なつめとクコの実のお茶
温めたお湯になつめ3個、クコの実小さじ1を入れて5分待つだけ。ポカポカしてホッとする味!
2. 山芋と黒ごまのとろろ丼
山芋をすりおろしてごはんにオン!黒ごま&しょうゆを少し。体も心も元気になる一品。
3. 鶏肉と生姜のスープ
鶏もも肉、生姜スライス、ネギを水から煮込むだけ。冷えた体を内側から温めます。
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実体験:薬膳を続けて感じた体と心の変化
私が薬膳を始めたのは、50歳を過ぎてから。「このままじゃまずい…」と感じたある冬、毎朝なつめ入りのお茶を飲むようになったのがきっかけ。
最初は半信半疑。でも1ヶ月ほどで「なんだか朝がラクかも?」と変化が。
さらに、黒ごまや山芋を意識してとるようにしてから、肌の乾燥が気にならなくなり、髪もツヤっとしてきたんです!
体の中から整ってくると、自然と気持ちも前向きに。これが薬膳の魅力なんだなぁと実感しています。
薬膳は“自分を大切にする”第一歩
50代は「がんばりすぎない」「自分をいたわる」ことがとっても大事な時期。薬膳はそんな私たちにぴったりのセルフケア方法です。
毎日、ほんのちょっとだけ“体の声を聴く”。
「今日は冷えてるから、生姜スープにしようかな」
そんな小さな選択が、未来の自分を変えてくれます。
まとめ:薬膳は、50代からの人生をもっとラクに、もっと楽しくしてくれる
薬膳って聞くと難しそうだけど、実はとってもシンプルで身近な存在。
毎日のごはんにちょっとした工夫を加えるだけで、50代の体と心をやさしく整えてくれます。
まずは、冷蔵庫にあるもので1品からはじめてみませんか?
きっと、今日より明日の自分が少し元気になりますよ。
※この記事内の内容はあくまで筆者の体験・知識を元にしたものです。体調に不安のある方は、医師や薬膳の専門家に相談してくださいね。
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