この言葉、冗談のようで真実だと思うんです。
ついこの前まで「ママ〜見て見て〜♡」って抱きついてきた娘が、 ある日突然、冷たい目でこう言ったんです。
「うざっ。」
……え?私、今なんて言われたの?
一瞬、時間が止まりました。あの優しくて甘えん坊だった娘は、どこへ行ってしまったのかと。
50代でも悩む「子育ての終わり」と思春期の壁
子育てって、小さい頃のほうが大変だと思っていました。 夜泣きやイヤイヤ期、オムツ替えや離乳食作り。
でも実際には、「言葉が通じない思春期」のほうがよっぽど難解。
50代になって、ようやく自分の時間が持てると思っていたのに、 娘の態度に振り回されて、「私ってまだまだ子育て真っ最中じゃん!」と嘆く日々。
しかも、こちらは更年期。ホルモンの波に翻弄されながら、思春期の嵐と向き合うのは正直しんどい。 でもこれは「親離れ・子離れ」の大事な通過点なんですよね。
更年期も重なると、体も心もすぐ限界モード。
私自身、「なんでこんなにイライラしちゃうんだろう」って自分が嫌になる日もありました。
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思春期の娘が理解不能すぎる!親子の会話は謎解きゲーム
「学校どうだった?」 「ふつう。」
「ふつうって何!?楽しかったの?嫌だったの?」
昔はあんなにおしゃべりだったのに、今ではまるで翻訳機が必要なレベル。 こちらが話しかけても、返ってくるのは単語のみ。LINEですら未読スルー。
「娘が冷たい」「思春期の娘とどう向き合えばいいかわからない」 そんな声、50代のママ友たちからもよく聞きます。
でも、それって「自分の世界を作ろうとしている」証拠でもあるんですよね。
「宇宙語翻訳辞典」を作りたい
【娘の言葉】「べつに」
【翻訳結果】=気持ちはあるけど、うまく伝えられない
【娘の言葉】「うざい」
【翻訳結果】=ちょっと放っておいてほしい(でも見ててほしい)
【娘の行動】ドアをバタン!
【翻訳結果】=今は怒ってるけど、後で話したいかも
…って、これ本当に翻訳機欲しくなりますよね。
でも、「あ、これはSOSかも」ってサインを読み取れるようになったら、 少しだけ、親としての余裕も持てる気がしました。
「思春期は、心の声が届きにくい時期」 それを知っておくだけでも、少し楽になります。
自分の思春期を思い出すと、少し優しくなれる
ある日ふと、「私も昔、親に同じことしてたかも」と気づいたんです。
思春期の私は、「別に」「普通」「なんでもいい」を多用し、親の心配をスルー。
「親に話すのが恥ずかしい」 「でも誰かに気づいてほしい」
そんな気持ちが混ざり合っていたのを、今なら理解できます。
娘もきっと同じ。
彼女は彼女なりに、親と距離をとりながら、“自分”を作っている最中なんですよね。
親子関係がぶつかるのは「価値観の違い」があるから
TikTokに夢中で、「勉強は?」と聞くと、「あとでやる〜」が定番返答。 食事中にスマホを見て、「マナー悪いよ」と言えば、「今の時代、みんなこうだし」と返される。
どうしても親世代の価値観とは合わない。
でも、そこで無理に正そうとすると、お互いイライラするだけ。 思春期の子どもとの向き合い方って、“コントロール”じゃなく“理解しようとする姿勢”が大切なんだと、今は思います。
「言ってもムダ」と思わず、でも「聞きすぎ」も禁物。
この微妙なバランスが、本当に難しいんですけどね。
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忙しい毎日の中で、5分だけでもこの香りに包まれると、ふっと心が緩むんです。
リラックスしながら、「まぁ…宇宙語にも慣れてきたかな」なんて思えたり(笑)
ある日のメモが、心をギュッと掴んだ
娘の部屋を掃除していたとき、小さなメモが落ちていました。 ふと目に入ったその文字に、私は立ち止まってしまいました。
「話したいけど、うまくできないだけ。」
涙が出ました。
そうか、話してくれないんじゃなくて、話せないんだ。
それを知らずに、私は「何で話してくれないの?」と責めるような目で見ていたかもしれない。 娘は、言葉にするのが苦手なだけで、きっと心の中ではいろんなことを抱えていたんですね。
親にできることは、「わからないけど信じること」
「思春期の娘との距離の取り方に悩んでいます」
「最近、娘が私のことを避けてる気がして寂しい」
そんな風に感じるお母さんへ。
私も同じでした。でも、今はこう思っています。
「わかんなくても、信じてるよ」って、背中で伝えるのがいちばん。
あれこれ聞き出そうとせず、でも「いつでも話していいよ」って雰囲気だけは出しておく。 それだけで、子どもはちゃんと見てくれてるし、安心してくれる。
それに、親の気持ちって、時間差で伝わることもあると思うんです。 今はわからなくても、大人になったときに「あの時ママがこうしてくれたから」って、ふと思い出す日が来るかもしれない。
娘と笑えた日、あの子が地球に戻ってきた気がした
ある日、一緒にテレビを見ながら、娘がぽろっとこんなことを言ったんです。
「母って昔の話、いちいち長いよね(笑)」
……って、笑ったーーー!? え、今、私と一緒に笑った!? 久しぶりに心がほぐれた瞬間でした。
思春期の娘が突然笑ってくれた日。 それは、宇宙人だと思ってた娘が、ちょっとだけ“地球の言葉”を思い出してくれた日だったのかもしれません。
まとめ|思春期は“親離れ”の時期。寂しさの中にも成長がある
「娘は宇宙人だった」
でもそれは、“未知の存在”という意味じゃなくて、まだ知らない自分を作っている最中の存在だっただけ。
思春期は親にとっても「試練」ですが、それと同時に「信じる力」を試される時期でもあります。
コミュニケーションがうまくいかない日もある。 思いがすれ違って、イライラしたり、涙が出る日もある。
でも、そんな日々も、あとで振り返ったらきっと**「あれでよかったんだ」**と思える日が来ます。
だから今日も、私は娘のちょっと不機嫌な顔を見て、心の中でつぶやきます。
「今日の宇宙語、少しは訳せたかも。」
親もまた、子どもと一緒に成長しているんですね。
そしてその成長は、静かに、確かに、今日も続いています。
かこ

子供の巣立ちは始まる新たなスタート!
