最近、テレビのワイドショーは毎日のように「芸能界の不正騒動」で盛り上がっています。「誰がやらかした」「謝罪会見はいつ」「スポンサーがどうたら」…。つけっぱなしにしていると、なんだか心がザワザワしてくるのは私だけでしょうか?
でも、ふと周りを見てみると、意外とこういう人が多いんです。「もう芸能ニュースに疲れた」「ワイドショーは見ないようにしてる」「そもそもテレビつけてない時間が増えた」。
これって、ひと昔前なら考えられなかったこと。それだけ、私たちの暮らしや価値観が変わってきてる証拠かもしれません。
今回の記事では、「芸能ニュースに疲れた50代女性」の私が、テレビとの距離感を見直したことで気づいた”心地よさ”と”新しい発見”についてお話します。
別にテレビが悪いわけじゃない。ただ、もっと大切なことがあるかもしれない、という小さな気づきのお話です。
芸能ニュースから距離を置いたら、心が楽になった話
芸能人のスキャンダル、不倫、脱税、違法薬物…。朝のニュース番組も、昼のワイドショーも、夜の情報番組も、まるで「それしか話題がないの?」と思うくらい、同じニュースを繰り返し流しています。
コメンテーターたちが声高に議論して、街の人の「辛辣なひと言」がテロップで流れて、スタジオでは「これはひどいですね〜」「許せませんね〜」の大合唱。
もちろん、芸能人が法を犯したら報道されるのは当然ですが、正直、「そこまで興味ない…」というのが本音だったりしますよね。
「え?また誰かやらかしたの?」「へー、で、私の生活に関係ある?」そう思っている自分に気づいて、なんだか冷めている自分に罪悪感を覚えたり…。
でも、それでいいんです。興味が持てないことに無理して付き合う必要はないんです。
50代の私たちって、人生の半分以上を生きてきて、もうそろそろ「本当に大切なもの」が何なのか、わかってきてる年頃じゃないですか?だから、心がザワザワするものから、自然と距離を置きたくなるのかもしれません。
テレビを見ないと、こんなにも心が軽くなる理由
私がテレビとの距離感を見直すきっかけになったのは、ほんの些細なことでした。ある朝、目覚めていつものようにテレビをつけたら、昨日と同じ芸能ニュースを、昨日と同じコメンテーターが、同じようにコメントしていたんです。
「これ、もう聞いたよ…」その瞬間、リモコンの電源ボタンを押して、静かな部屋に戻しました。すると、聞こえてきたのは愛犬の寝息と、窓の外から聞こえる鳥の声。「あれ?なんか…落ち着くな」
それまで気づかなかったんですが、「なんとなくテレビをつけっぱなし」の時間って、思った以上に心に負担をかけていたんですね。
テレビから流れる情報って、自分が選んだわけじゃないのに、どんどん頭の中に入ってくる。好きでもない芸能人のスキャンダルも、知りたくもない誰かの不倫話も、全部まとめて「情報」として押し寄せてくる。
50代になって思うのは、「もう、そんなにたくさんの情報、いらないかも」ということ。自分の心が穏やかでいられる分だけで、十分なんじゃないかって。
テレビなしの朝時間|50代が見つけた静かな豊かさ
そこから、朝にテレビをつけない時間を意識的に作るようになりました。代わりに何をしてるかというと、
- お気に入りのコーヒーをゆっくり淹れて
- スマホで必要な情報(天気予報、家族からの連絡)だけチェックして
- 読みかけの本を数ページ読んで
- たまにストレッチしたり、愛犬に話しかけたり
- 昨日の夜に仕込んでおいたヨーグルトの様子を見たり
- ベランダの小さな植物に水をあげたり
テレビをつけないだけで、一日がちょっと丁寧に始まるようになったんです。これ、なかなか良いですよ。
最初は「なんか物足りないな」と思ったんですが、慣れてくると「あ、これが私のペースなんだ」って感じるようになりました。
最近はお気に入りのコーヒーグッズも揃えて、より「丁寧な朝時間」を楽しんでいます。いま私の欲しい物ランキングに入っている娘オススメの
☕ メリタ(Melitta) コーヒーメーカー
初心者でも美味しく淹れられて、ステンレスポットなのでアイスもホットも入れられて重宝するようです。
ちょっとした自分時間に、涙を流すことが心を整える方法になることもあります。
👉 涙活もいい。50代になって気づいた「泣くこと」の癒しとスッキリ効果とは?
情報に疲れた50代へ|“見ない”という自由な選択
50代になって「断捨離」という言葉をよく聞くようになりましたが、物だけじゃなくて「情報の断捨離」も大切なんだなって気づきました。
私たちの世代って、「情報は多い方がいい」「知らないと恥ずかしい」って教えられて育ってきたと思うんです。でも今は、情報があふれすぎて、逆に心が疲れちゃう時代。
だから、「知らない自由」「見ない選択」があってもいいんじゃないかって思うんです。
芸能人が誰と不倫したかより、今日の夕飯のメニューを考える方が、私の人生には重要。誰が謝罪会見をするかより、明日病院に行く母のことを気にかける方が、ずっと大切。
こういうことって、当たり前のようで、でも毎日テレビから流れる騒がしい情報に埋もれて、見失いがちだったりしませんか?
50代の「テレビとのちょうどいい距離感」って?
もちろん、テレビを全く見なくなったわけじゃありません。好きな番組もあるし、天気予報やニュースで必要な情報もチェックします。ただ、「なんとなくつけっぱなし」をやめただけ。
夜、娘が帰省した時に一緒にバラエティ番組を見て笑ったり、ドラマを見て「この俳優さん、上手だね」って話したり。そういう時間は、とても楽しいんです。
要は、テレビとの「距離感」なんですよね。テレビに振り回されるんじゃなくて、自分がテレビとどう付き合うかを決める。
「今日はちょっと疲れてるから、静かに過ごしたい」と思ったら、テレビをつけない。「大切な人と一緒に楽しい時間を過ごしたい」と思ったら、一緒に番組を選んで見る。
50代だからこそできる、大人の選択なのかもしれません。
実感!テレビを見ない暮らしで得た10の変化
さて、50代主婦が”テレビとの心地よい距離感”を見つけて感じたメリットを、勝手にランキング形式でご紹介します!
第10位:電気代が少し安くなった これは地味だけど実感できる変化。テレビをつけっぱなしにしてた時間が減ったら、月の電気代が少しだけ安くなりました。小さなことだけど、なんだか嬉しい。
第9位:目の疲れが軽減された 長時間テレビを見続けることが減ったら、夕方の目の疲れが楽になりました。50代になると目も疲れやすくなるから、これは助かる変化です。
第8位:無駄な買い物が減った ワイドショーって、意外と通販番組が多いんですよね。「限定!」「今だけ!」に踊らされて、つい買っちゃうことが減りました。本当に必要なものだけ買うようになった気がします。
第7位:「今、ここ」を大切にできるようになった テレビから流れる情報って、どこか遠い世界の話が多いじゃないですか。でも私の人生は「今、ここ」にある。目の前のコーヒーの香り、窓から見える空の色、愛犬の寝顔。そういうものに、もっと注意を向けられるようになりました。
第6位:睡眠の質が良くなった 夜遅くまでテレビを見ることが減ったら、自然と早く寝るように。そして朝もスッキリ起きられるようになりました。これは予想外の嬉しい変化でした。
第5位:ニュース疲れから解放される 芸能ニュースだけでなく、事故や事件の報道にも敏感になってたんだなって気づきました。必要以上に不安になったり、イライラしたり。知らないことで損することって、実はそんなに多くないんですよね。
第4位:自分の時間が確実に増える 無意識にテレビを見てた時間が、他のことに使えるようになりました。読書、片づけ、ストレッチ、手紙を書く、家計簿をつける…。「時間がない」と思ってたのに、意外とあったんだなって発見。
第3位:家の空気がやさしくなる これ、ほんとなんですけど、テレビをつけない時間があるだけで部屋の空気がやわらかくなる感じ。音のない空間って、最初は物足りないけど、慣れると逆に心地いい。一人の時間も、より充実するようになりました。
第2位:心が静かになって、自分の声が聞こえる テレビって、思った以上に”騒がしい”。音、映像、テロップ、コメンテーターの声…。それがなくなると、驚くほど心が落ち着くんです。そして、普段かき消されている「自分の本当の気持ち」が聞こえてくるようになります。
第1位:自分にとって本当に大切なことがわかってくる 芸能人の不正やスキャンダルって、結局「どうでもいい情報」だったりします。それよりも、「今日の自分のごはん」「母の体調」「友人との約束」の方がよっぽど大事。自分に必要な情報だけを選んで受け取れるようになりました。
「みんなと同じじゃなくていい」と思えるようになると、心がぐっと軽くなります。
👉 『ま、いいか』で心がラクになる|50代女性が完璧を手放して軽やかに生きるコツ
「テレビ見ないの?」にどう答える?私のスタンス
「え、テレビ見ないの?流行に遅れない?」「世間の話題について行けなくない?」と聞かれることもあるけど、もう全然平気です。
だって、本当に必要な情報はSNSでもチェックできるし、知りたいことはネットで調べられる。職場や友人との会話で困ったことも、特にありません。
むしろ、「あえて知らない選択」ができるようになったことに、ちょっとした自由を感じてます。
50代になって気づいたのは、「みんなと同じ情報を共有していないと不安」という気持ちから、少し自由になってもいいんじゃないかということ。
私には私のペースがある。私には私の関心がある。それでいいんじゃないでしょうか。
テレビの代わりに楽しむ50代の癒しアイテム
テレビを見ない時間が増えた分、自分の「好き」に時間を使えるようになりました。そんな私が最近取り入れている、心地よい暮らしの相棒たちをご紹介します。
テレビをつけない朝は、驚くほど心が落ち着いています。最初は「情報が入ってこないと不安かも…」と思ったのですが、むしろ静かな時間の中で、自分のリズムが戻ってくるような感覚がありました。
そんな朝時間にぴったりのアイテムを、いくつかご紹介させてください。
📚【Kindle Paperwhite】
テレビを見ない分、読書の時間が増えました。朝や寝る前にゆっくり本を読むのが、新しい習慣になっています。
私が使っているのは Kindle Paperwhite(広告なしモデル) 。目に優しく、文字サイズも調整できるので、50代の目にもやさしい読書時間をサポートしてくれます。
🌿【アロマディフューザー】
テレビを消して静かになった部屋に、ふわっと香るアロマの香り。
最近は アロマディフューザー を置いて、ラベンダーや柑橘系の香りで気分転換しています。音も静かで、LEDライトのやさしい光にも癒されます。
☕【メリタ コーヒーメーカー】
朝の時間を大切にしたくて、コーヒーグッズも見直しています。
今、気になっているのは娘おすすめの メリタ コーヒーメーカー。ステンレスポットでアイスもホットも対応できて、初心者でも美味しく淹れられるそうです。
🪴【観葉植物】
音のない静かな時間が心地よくなった頃、部屋に何か“やさしい存在”が欲しくなりました。
今は 観葉植物 を迎えて、毎朝の水やりがちょっとした癒しの時間になっています。
ちょっとした自分時間に、涙を流すことが心を整える方法になることもあります。
👉 涙活もいい。50代になって気づいた「泣くこと」の癒しとスッキリ効果とは?
情報の波より、自分の体験を大切にしたいから
テレビとの距離感を見直して気づいたのは、「情報」より「体験」の方が、私の心を豊かにしてくれるということでした。
芸能人のスキャンダルを知るより、友人と美味しいランチを食べに行く。誰かの謝罪会見を見るより、母と電話で近況を話し合う。ワイドショーのコメンテーターの意見を聞くより、自分で本を読んで考える。
そういう「実体験」の方が、ずっと心に残るし、ずっと自分を成長させてくれる気がするんです。
50代になって、「残りの人生、どう過ごしていこう?」なんて考えることが増えました。その答えの一つが、「自分の心が喜ぶことに、もっと時間を使おう」ということだったのかもしれません。
予定調和ではない出来事も、「スパイス」として受け入れていけたら、もっと毎日が面白くなるかもしれません。
👉 想定外こそ人生のスパイス!50代女性が「今がいちばん楽しい」と思える理由
テレビを消したら、家族との会話が増えた理由
不思議なことに、テレビをつけない時間が増えたら、大切な人との会話も深くなりました。
娘が帰省した時、今まで何気なくテレビをつけながら食事をしていたのが、テレビを消して向き合って食べるようになったら、「お母さん、最近どう?」「今度、一緒にここ行かない?」という会話が自然と生まれるようになったんです。
テレビがついていると、どうしてもそっちに注意が向いちゃって、相手の話を半分しか聞いてなかったりしませんか?でも静かな食卓だと、相手の表情もちゃんと見られるし、話もしっかり聞ける。
「あ、娘、最近こんなことに興味を持ってるんだ」「友人の○○さん、そんなことを考えてたんだ」という新しい発見もありました。
身近な人ほど、案外知らないことも多いんですよね。
静かな朝に見つけた、四季の小さな楽しみ
テレビをつけない朝の時間に、窓から外を眺めることが増えました。すると、季節の小さな変化に気づくようになったんです。
「あ、桜のつぼみが膨らんできた」「もう蝉の声が聞こえる」「今日は風が涼しいな」…。
こういう小さな変化って、テレビがついてると見過ごしちゃうんですよね。でも静かな時間があると、自然と目に入ってくる。
50代になって、こうした季節感を大切にしたいなと思うようになりました。春は桜餅、夏は素麺、秋は栗ご飯、冬は肉まん…。季節に合わせた小さな楽しみを、もっと意識的に取り入れていこうって。
これも、テレビとの距離感を見直したことで生まれた、嬉しい変化の一つです。
忙しさから自由に|50代が見つけたゆとりの価値
若い頃は「忙しい=充実している」と思っていたけれど、50代になって「ゆとり=豊かさ」だなと感じるようになりました。
テレビから流れる情報も、ある意味「忙しさ」の一つだったのかもしれません。次から次へと新しいニュースが流れて、追いかけるように見続けて、気がついたら一日が終わってる。
でも本当に大切なのは、「今日、私は何を感じたか」「今日、私は誰と笑ったか」「今日、私は何に感謝したか」ということなのかも。
テレビを見ない時間を作ることで、そんな「自分の人生の主人公は自分」という当たり前のことを、改めて思い出した気がします。
おわりに:芸能ニュースに疲れたら、そっと距離を置いてみよう
世の中がワイドショーでざわついていても、私たちの毎日は、静かに、ちゃんと進んでいます。
芸能人の不正より、自分の心のざわざわを見つめて。テレビから流れる誰かの意見より、自分の本当の気持ちを大切にして。
テレビの代わりに、自分の「好き」に時間を使ってみる。それだけで、暮らしはぐっと軽く、楽しくなります。
「テレビを見ない私、ちょっと変?」と思うかもしれません。でも、大丈夫。”見ない時間”を選ぶあなたは、ちょっと先を行ってるだけ。
50代だからこそできる、自分らしい選択があると思うんです。若い頃みたいに「みんなと同じじゃなきゃ」って思わなくても、もういいんじゃないでしょうか。
「あなたにとって、心地よい情報の距離感ってどこですか?」
今日も自分らしく、自分のペースで。テレビとも、世の中とも、ちょうどいい距離感を保ちながら、静かで豊かな暮らしを楽しんでいきましょう。
そして時々、テレビを消した静かな部屋で、自分の心の声に耳を傾けてみてください。きっと、大切なことが聞こえてくるはずです。
🛋 テレビを見ない暮らしに寄り添う、おすすめアイテムまとめ
📚 Kindle Paperwhite(広告なしモデル)
軽くて目にやさしく、文字サイズも調整可能。読書習慣にぴったりな静かな時間の味方です。
🌿 アロマディフューザー
ラベンダーや柑橘の香りとLEDの光が、音のない空間にやさしい癒しを届けてくれます。
☕ メリタ コーヒーメーカー
ステンレスポットでアイスもホットもOK。初心者でも美味しく淹れられる、朝の新習慣に。
🪴 観葉植物
水やり週1回でも元気。そっと暮らしに彩りを添える、小さなグリーンの癒し。
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