今回の記事では、ちょっと胸の奥がチクっとするような、でもすごく大切なこと、「信頼」について書いてみようと思います。
正直なところ、私自身、昔は人を簡単に信じてしまうタイプでした。
「この人は大丈夫」って思って、心を開いて、頼って、
でも――結果的に、裏切られたことも何度もあります。
そのたびに、「もう人なんて信じたくない」って思ったし、心に壁を作るようになってしまったこともありました。
でも今は、あの経験があったからこそ、本当の意味での信頼を理解できるようになったと思っています。
私のちょっと苦いけどリアルな体験、そしてそこから得た気づきを書いていきます。
裏切りの痛みは、言葉にできないほどだった
人間関係で一番つらいことって、「信じていた人に裏切られること」だと思います。
- 一緒に頑張っていた友達に悪口を言われていた
- 恋人が平気で嘘をついていた
- 職場で信頼していた上司に責任を押しつけられた
そういう経験、ありませんか?
私は、あります。何度も・・・
でもね、不思議なことに、どの裏切りにも「最初は信じていた自分」がいたんですよね。
だからこそ、裏切られたときの痛みは、ただの怒りや悲しみじゃなくて、自分が否定されたような気持ちになる。
「なんで私だけ?」
「どうしてあの人は平気でそんなことができるの?」
「もう誰も信じたくない」
――そんなふうに思って、人間関係そのものに疲れてしまった時期もありました。
信頼って、与えるものだったんだと気づいた
しばらく人と距離を置いて、自分の心を守るように過ごしていました。
でも、あるときふと思ったんです。
「信頼って、与えられるものじゃなくて、自分から与えるものなんじゃないか?」
信頼されたい、理解されたいって思ってたけど、私自身が誰かをちゃんと信じる覚悟、してたかな?って。
相手をコントロールしたい気持ちや、「どうせ裏切られるかも」っていう疑いが、どこかで無意識に出てたのかもしれない。
それに気づいてから、「信頼すること」って、もっと深くてあたたかいものだなって思うようになりました。
信頼は、派手じゃないけど最強の土台
信頼を築くって、地味です。すごく地味。
一晩では作れないし、すぐには結果も見えない。
でもね、だからこそ強いんです。
- 約束を守る
- 嘘をつかない
- 相手の話をちゃんと聞く
- ミスをしたら素直に謝る
- 見返りを求めない
こんなシンプルなことを、日々コツコツと積み重ねる。
それだけのことなのに、続けるのって意外と難しい。
でも、そういう誠実さって、見ている人はちゃんと見ているし、一度信頼関係ができたら、ちょっとやそっとじゃ揺らがない。
裏切られた経験があるからこそ、私はこの「地味で誠実な積み重ね」を大切にしたいと思うようになりました。
信頼される人って、実はすごくシンプル
私のまわりで「この人は信頼できるな」と感じる人たちには、共通点があります。
それは、一貫性があること。
言ってることと、やってることがブレない。
誰に対しても態度が変わらない。
いいときも悪いときも、誠実である。
派手な言葉や演出じゃなくて、日々の行動がちゃんと“信用の積み重ね”になってるんです。
そういう人は、口で「信じて」なんて言わなくても、自然と周りがついてくる。
私もそういう人になりたいなぁって、今でも思っています。
裏切られたからこそ、私は強くなれた
正直、裏切られたことに感謝できる日が来るなんて思ってなかった。
でも今なら言えます。
「あのときの痛みがあったから、私は人をちゃんと見る目を持てるようになった」
「簡単に人を疑わないけど、信頼を大事にするようになった」
裏切りは、つらかったけど、それで終わりじゃなかった。
私を成長させる経験でもあったんです。
誰もが「信じたい」って思ってる
もしかしたら今、この記事を読んでいるあなたも、誰かに裏切られて、人間関係に疲れているかもしれません。
でも、どうか思い出してほしい。
本当は私たち、誰もが「誰かを信じたい」し、「信じられたい」と願ってるってこと。
信頼って、特別な才能がないとできないものじゃない。
毎日の中で、コツコツ作っていけるものなんです。
おわりに:信頼は「今日の小さな一歩」から始まる
裏切られても、人はまた誰かを信じることができる。
信頼は時間がかかるけど、コツコツやっていけば必ず形になる。
だから私は、今日も地味に、小さな一歩を踏み出します。
- 相手の目を見て「ありがとう」を言う
- 自分の言葉に責任を持つ
- ミスをごまかさずに謝る
そんな些細なことから、また新しい信頼が生まれると信じて。
信頼はすぐには作れないけど、失ったとしても、また作り直せる。
そして、あの裏切りさえも、私の大事な一部になったと思える日が来る――そう信じてます。
信頼を取り戻すヒントに:心が軽くなる本をご紹介
ちなみに、私は「人間関係で疲れたとき」に読んで救われた本があります。
やさしい言葉で書かれていて、心がすっと落ち着く本です。
📖「頭を「からっぽ」にするレッスン」
📖「一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全 」
📖「スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック」
気持ちがザワザワしたとき、ぜひページをめくってみてください。
「信じることって、悪くないかも」って思えるきっかけになるかもしれません。
かこ

「ま、いいか」は心を守るチカラがある!
