今回の記事はちょっと真面目な話。
「防災の備え」について。
私は物をなるべく持たない“ミニマリスト志向”ですが、そんな私でも**「これは手放しちゃダメ!」と思った持ち物**があります。
それは、災害への備え。
というのも、数年前の大きな地震で、「備えていなかったことでどれだけ不便になるか」を身にしみて体験したから。
水、電気、ガス、食べ物、トイレ…。当たり前だと思っていたものが、一気に使えなくなる。
そして思いました。
「備えって、“物を持たない”ってこととは違う。大切なものを選び抜くことなんだ」と。
備えがないと、何が困る?
震災直後、最初に感じたのは**「不安」**です。
でも実は、その不安って「物がない不便さ」よりも、「どうすればいいか分からない」ってことから来るんですよね。
たとえば──
- トイレに行きたいけど水が流れない
- スマホが充電切れで家族と連絡が取れない
- 夜が真っ暗で子どもが泣き出す
- 食べ物がなくて焦る
このとき、家に最低限の備えがあるだけで、かなり気持ちが違いました。
「とりあえず今晩はなんとかなる」って思えると、人は落ち着けるんです。
ミニマリストだからこそ、「備え」を見直した
ミニマリストと聞くと、「防災グッズなんて持たないのでは?」と思われるかもしれません。
でも、ミニマリストって、**「自分に本当に必要な物を見極めている人」**でもあるんです。
だからこそ、「これは必要」「これは不要」の判断ができる。
持つ数は少なくても、ちゃんと意味があるものを選んでいるんです。
私が実際に備えているアイテムリスト
ここからは、ミニマリストの私が実際に備えている防災グッズを、カテゴリ別にご紹介しますね。
どれも**「場所を取らない」「軽い」「使いまわせる」**を意識して選んでいます。
【1】水
- 2Lのペットボトル×6本(1人3日分)
- 小さいサイズのペットボトルも数本
→ 定期的に飲んで買い足す「ローリングストック法」で管理。
※ローリングストック法とは、日常的に使う食品や日用品を少し多めにストックしておき、使った分を買い足していくことで、常に一定量の備蓄を保つ方法です。
【2】食料
- レトルトのおかゆ、缶詰(サバ・ツナ・おでん)
- ナッツ、栄養補助食品(SOYJOYやカロリーメイト)
- お湯を注ぐだけのスープやカップ麺
→ 賞味期限をリストにして冷蔵庫に貼って管理。
わたしは非常食セット5年常温保存可能のものをストックしています。
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【3】照明・電源
- ソーラー&手回し式ライト(ラジオ付き)
- 小型ランタン(USB充電できるタイプ)
- モバイルバッテリー(常にフル充電)
→ 「電気が使えない夜」は想像以上に心細いです。明かりは必須!
停電になると、まず困るのがスマホの充電。
情報収集・連絡・ライト代わりにもなるスマホは、命綱のような存在です。
私はコンパクトで急速充電ができるモバイルバッテリーを1つ常備しています。
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普段のお出かけや旅行にも使えるので、一石二鳥です。
そして、停電が続くと夜がとても不安でした。
ほんっとうに心細い…。
懐中電灯もいいけど、両手がふさがらないライトが断然便利です!
さらに、情報源としての手回しラジオも兼ねたタイプなら◎。
私が持っているのはこれ!
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ソーラーでも充電できるので、電池切れの心配も少ないですよ。
【4】カセットコンロとガスボンベ
- 小型コンロ(アウトドア用を兼ねて)
- ガスボンベ×3本
→ 温かいスープが飲めるだけで安心感が違います。
カセットコンロとガスボンベはすごく重宝しました。
寒い時期などは暖かいものが食べたくなるものです。
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【5】簡易トイレ・衛生用品
- 災害用トイレセット(処理袋+凝固剤)
- ウェットティッシュ、アルコールスプレー
- トイレットペーパー(潰してコンパクト保管)
→ トイレの問題は、特に女性にとって深刻。忘れがちだけど重要!
水が止まったときに最も困るのが、トイレ。
これは本気でストレスになります。
トイレの水が流れない・・・
当たり前のことが当たり前じゃなくなることを実感し、私は凝固剤+処理袋タイプの簡易トイレを備えています。
かさばらないし、収納にも優しい。
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数日分は備えておくと、いざというとき落ち着いて行動できます。
【6】その他
- 生理用品、常備薬、絆創膏
- 小さな軍手、折りたたみタオル
- 防寒アルミシート(畳んでポーチにIN)
「考えるのが面倒…」という方は、すでに必要品が全部そろっている防災セットがおすすめです。
リュックに詰めた状態で届くので、玄関に置いておくだけでOK。
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「ローリングストック法」でムダなく備える
「防災グッズって、結局使わずに期限切れで捨てるんでしょ?」
そんな方にこそおすすめなのが、ローリングストック法。
これは、「非常食や水を日常的に使って、使った分を買い足す」やり方です。
- カップ麺を普段の昼ご飯にする
- 缶詰を料理のアレンジに使う
- ミネラルウォーターを定期的に飲む
「非常用に買っておいて、もったいなくて使わない」よりも、
「日常で使いながら、切らさない」の方がストレスなし。管理もラクです。
備えは「心の余裕」をくれるもの
地震も台風も、いつ来るか分かりません。
でも、備えがあると、それだけで「とりあえず大丈夫」と思える。
私も以前は、「物を増やしたくないから、防災グッズも最小限でいいや」と思っていました。
でも、いざという時に困ったからこそ、「必要なものだけは持とう」と切り替えました。
物を少なく暮らしたい私たちだからこそ、
本当に必要なものを“選んで”備えることが大事なんです。
まとめ:ミニマリストでもできる!防災のシンプル備え
- 最低限の備えは、命と心の安心を守るもの
- 水・食料・明かり・トイレは最優先
- 小さくて軽く、使いやすいアイテムを選ぶ
- 日常で使いながら備える「ローリングストック法」が便利
- 備えは“増やすこと”ではなく“選ぶこと”
「防災」と聞くと、なんだか構えてしまうかもしれませんが、
ほんの少しの準備が、未来の自分を助けてくれます。
「物を減らす」のと「備えを持つ」は、決して矛盾しません。
シンプルに、でもしっかりと。
今日からあなたも、ミニマリスト流・防災の備え、始めてみませんか?
かこ

モノを大切に使うことは生活に影響を与える?
