毎日なんだかバタバタしていて、自分の時間なんてなかなか取れない…。そんな日々を過ごしていた私が、ある朝の出来事をきっかけに「ひとり園芸部」を立ち上げました(笑)。
今回は、ベランダガーデニング初心者の私が、なぜ園芸を始めたのか、どうやって続けているのか、そして心が整うようになった日々の変化について、お話していきます。
「何か新しい趣味を始めたいな」と感じている50代のあなたに、ぜひ読んでもらいたい記事です。
きっかけはベランダの朝日と小さな空
ある日の朝。
ふとカーテンを開けてベランダを見たら、広がる青空とほんのり差し込む陽だまりが目に飛び込んできました。
「なんか…ここに花があったら、ちょっといいかも」そんなふうに思ったのが、すべての始まりです。
実はそれまで、私はどちらかというと“植物に無関心派”。
「水やり面倒くさそうだし、枯らしそうだし」と敬遠していたんです。
でもその日はなぜか、近所の花屋さんの前を通りかかったとき、色とりどりの花たちに心を奪われてしまいました。
「やってみたいかも!」って、珍しく即行動。思い立ったが吉日です。
ベランダガーデニング、初心者の私が最初にしたこと
園芸に詳しくない私は、まずネットで「ベランダ ガーデニング 始め方」と検索(笑)。
いろんな情報が出てくるけど、初心者はこれだけ覚えておけばOKというポイントをまとめてみました。
▼園芸初心者が最初に揃えたもの
- 鉢(プラスチック製だと軽くて扱いやすい)
- 花用の土(元肥入りのものがおすすめ)
- じょうろ(ベランダだと小さめが便利)
- 育てやすい花苗(私はマリーゴールド、ビオラ、ペチュニアからスタート)
近所の園芸店で相談したら、親切に教えてもらえて安心感アップ!
「初心者ならこのあたりがいいよ」と教えてもらったおかげで、失敗せずに始められました。
毎朝のベランダが、私だけの“秘密基地”に
最初は「枯らしたらどうしよう」とドキドキしていたけれど、いざ始めてみると想像以上に楽しい!
毎朝カーテンを開けて、「今日も元気に咲いてるかな?」と確認する時間が、何よりの癒しに。
じょうろ片手に水やりして、葉っぱを眺めて、「あ、新しいつぼみできてる!」と小さな変化に気づける。
この穏やかさが、ものすごく心地いいんです。
いつの間にか、ベランダが“私のための小さな庭”になっていました。
園芸を始めて変わった私の「心」と「暮らし」
1. イライラする時間が減った
仕事や家事でイラッとすること、ありますよね。でも、朝のベランダタイムで深呼吸していると、不思議と気持ちが落ち着くように。
「育てる」「見守る」って、私の心にも優しさをくれるんだなって思いました。
2. 季節の変化を楽しめるように
春にはビオラ、夏にはペチュニア、秋はガーデンシクラメン、冬は葉ボタン…季節に合わせて花を選ぶのも楽しみに。
“毎日同じ”と思っていたベランダが、ちょっとしたイベント会場になりました。
3. 自分のペースで何かを続けられる達成感
植物って、急に育たない。でも、毎日少しずつ成長していく姿を見ると、「あ、私もこうやってゆっくり進めばいいんだな」って思えるように。
50代になってからこそ、自分のペースで何かを育てるって大事なんだと実感しています。
ハーブやミニトマト…仲間が増えていく喜び
ある程度お花に慣れてきた頃、ちょっとした冒険をしてみました。
そう、「食べられるものも育てたい!」って思って、ベランダ菜園に挑戦です。
▼私のベランダで育てた仲間たち
- バジル・ミント:夏におすすめ!香りも料理も◎
- ミニトマト:毎日観察が楽しみで、小さな実を見つけるとテンション爆上がり
- パセリ・シソ:初心者向けで虫もつきにくいから育てやすい
採れたてのハーブを使ってサラダやパスタを作ると、ちょっとした贅沢気分になれるんです。
「自分で育てたものを口にする」って、想像以上にうれしい体験ですよ!
ベランダ園芸をおすすめしたい人
- 忙しくて「無」になれる時間が欲しい人
- 何かを始めたいけど、何がいいかわからない人
- 家の中で気軽に趣味を始めたい人
- 心を整えたい、癒されたい50代女性
私自身、「ひとり時間が増えて寂しい」と思っていた時期に、園芸が心の支えになりました。
ひとり園芸部、想像以上に良いですよ!
園芸初心者さんに伝えたい3つのポイント
① 完璧を求めない
枯れることもあるけれど、それも経験。あまり気にしすぎず、「次はどうしようかな」と前向きに捉えましょう。
② 小さく始める
鉢ひとつからでOK!続けることが何より大事だから、まずはお気に入りの花ひとつから。
③ SNSやブログで発信してみるのも楽しい
私もこのブログで園芸のことを発信していますが、「見てるだけで癒された!」なんて言ってもらえることもあって、さらに楽しくなりました。
ひとり園芸部におすすめのアイテム紹介
ひとり園芸部を始めてしばらく経つと、「こういう道具があるともっと快適かも!」と感じることが増えてきました。
ここでは、私が実際に使ってみて「これは便利!」と思ったアイテムたちを、初心者さんにもわかりやすくご紹介しますね♪
ちょっとずつ揃えていけばOK。無理せず、自分のペースで楽しみましょうね。
🪴 初心者でも扱いやすい鉢&プランター
園芸を始めたてのころ、まず悩んだのが「どんな鉢を選べばいいの?」ということ。
私は軽くて扱いやすく、見た目もかわいい鉢を選びました♪
※「底に穴が空いているか」もチェックポイントです!通気性が大事なんです。
🌼 培養土と肥料で花がグングン元気に!
最初は「土なんてどれも同じでしょ?」と思っていたんですが…違いました(笑)。
ふわっとしていて栄養たっぷりな培養土を使うと、花の元気さが段違い!
液体肥料なども週に1回くらい与えると、葉っぱの色つやが良くなりますよ◎
💧 水やりが楽しくなるジョウロ
毎朝の水やりが日課になると、ジョウロもお気に入りが欲しくなってきます。
私は持ちやすくて、注ぎ口が細めのデザインが気に入っています。
使うたびにちょっと気分が上がる、そんなアイテムがあるといいですよね♪
🌿 ハーブ栽培キットで香りも楽しめる
慣れてきたら、ぜひおすすめしたいのがハーブ栽培!
ミントやバジルを育てると、ちょっとした料理にも使えてとても便利。
フレッシュハーブの香りは、朝のベランダにぴったりです♡
🧤 ガーデニンググローブ&便利グッズ
手が汚れないグローブや、ちょっと腰かけられるスツールがあると、園芸時間がもっと快適に。
私はしゃがんで作業するのが苦手なので、低めの折りたたみ椅子が大活躍しています。
小さな道具でも、心地よさがぜんぜん違います!
🌸 無理なく、気軽に楽しめるのがいちばん
どれも「まずはこれがあれば安心」というような、初心者向けのアイテムばかりです。
園芸って、そろえる道具まで含めて楽しいんですよね。
気になるアイテムがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね♪
あなたの“ひとり園芸部”が、もっと心地よくなりますように。
おわりに:ひとり園芸部が教えてくれた、小さな幸せの見つけ方
50代になって、心も体も少しずつ変わってきました。
そんな中で始めた「ひとり園芸部」は、私にとって“心のよりどころ”になっています。
ベランダで花を眺める朝の数分が、日常の中の特別な時間に変わる。
そんな魔法みたいな体験が、園芸にはあるんです。
「何か新しいことを始めたい」と思っているあなたへ。
ぜひ、ベランダガーデニングでひとり園芸部、はじめてみませんか?
かこ

50代から始める一人旅の良さと旅のコツとは?
