ふるさと納税初心者必見!寄付先の選び方とお得な活用法とは?

花咲くアラフィフライフふるさと納税

「ふるさと納税」していますか?

ふるさと納税をされたことがない方でも、一度は耳にしたことがあると思います。


お得で節約ができるの?
本当かどうか半信半疑で始めたというのがわたしの。
ここ数年前から寄付の方をさせて頂いてます。
お得かどうかわからなかったけどとりあえず始めてみたというのが、ふるさと納税を始めた理由でした。

画像出典:総務省:ふるさと納税に関する現況調査結果

ふるさと納税は2008年から導入されました。
最初はそれほど金額は大きくなかったのが、2014年あたりからこの10年あまりでかなり実績を伸ばしているのが上の表でわかります。

控除適用者数が初めて1,000万人を超えて、納税義務者の6人に1人が制度を利用していることになりますね。

住民税の控除が受けられるうえ、実質2000円の負担で様々な返礼品がもらえることがメリットのふるさと納税ですが、この結果をみて、制度を利用している人が思ったより少ないと感じた人も多いのではないでしょうか?

ふるさと納税をしない理由では「やってみたいと思うけど制度ややり方がよくわからない」と答える人が少なくありません。
わたしの廻りの方達も、以外とふるさと納税のこと知らない人が多かったのが現状でした。

知らないというよりは、
知ってるけど・・・なんだか分からなくてやってない人がとても多いです。
この制度を使わないなんてもったいない!と思うのがわたしの本音です。

今回は、この「ふるさと納税」について深堀りした記事になってます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

目次

ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、地方自治体に寄付を行い、その寄付金に対して返礼品をもらえる制度です。

寄付金額のうち、2,000円を除いた金額が、住民税や所得税から控除される仕組み。
実質的に2,000円の負担だけで、地方自治体を応援し、特産品や体験、サービスなどを受け取ることができるので、非常にお得な制度なんです。

A子

え?2000円で品物が買えるってこと?
そんなお得な仕組みって何だか反対に怖いよ・・・

A子さんのように思われる方も多いかと思います。
ふるさと納税の仕組みについて詳しく書いてみますね。

ふるさと納税のお得な仕組みとは?

ふるさと納税の基本の流れ

  • ふるさと納税を通じて、寄付した金額のうち、2,000円を自己負担として支払います。
  • 残りの寄付金額は、所得税や住民税から控除されます。

控除の仕組みとは?

  • 例えば、10,000円を寄付した場合、そのうちの2,000円は自己負担になります。
    残りの8,000円については、翌年の住民税や所得税から控除されるのです。
  • 控除される金額は、基本的に寄付者の税負担額に応じて決まります。
    これにより、実際に負担するのは2,000円だけということになるのです。

返礼品がもらえる理由とは?

  • 自治体は寄付を受け取る代わりに、地域の特産品やサービスなどを返礼品として提供します。
    これが寄付を通じて物を「買う」ような感覚を与える要因です。
    ただし、返礼品は寄付の「お礼」として提供されるもので、返礼品の価値は寄付額に対して適切に設定されています。

返礼品の価値の一部は寄付金額に対する「お礼」

  • 返礼品の価値が寄付額よりも高く見える場合がありますが、税金控除の制度により、実質的には寄付者は2000円だけで返礼品を受け取っていることになります。

    返礼品の金額は、実際には寄付金額に対するお礼の一部であるため、寄付者にとっては非常にお得感があります。

お得な仕組みのポイント

  • 自己負担は2,000円だけ
    ふるさと納税では、寄付額のうち2,000円を超える分が税金から控除されるため、寄付者の実質的な負担額は2,000円で済みます。
  • 返礼品は「お礼
    寄付先の自治体が提供する返礼品は、あくまで寄付への感謝の意を表すものです。
    寄付金額に見合った価値の返礼品がもらえますが、寄付そのものは税金控除を受けるため、実際に支払うのは2000円だけです。

このように、ふるさと納税の仕組みでは、寄付を通じて税金の控除を受けながら、地域特産品などの返礼品を受け取ることができ、非常にお得に感じられるわけですね。

ふるさと納税をオススメしたい方

ふるさと納税は、税金の控除を受けながら地域貢献をしたり、返礼品を楽しんだりできる仕組みですが、誰にとって特にメリットがあるかは人それぞれです。
ふるさと納税を特におすすめする人のタイプを詳しくご紹介します。

税金を節約したい人

ふるさと納税は、寄付を通じて税金の控除を受けられるため、税金を減らす手段として非常に有効な方法です。
例えば、給与所得者の場合、寄付金額のうち2,000円を除いた部分について、所得税と住民税から控除されます
税金控除を最大限に活用したい人向けってことですよね。

  • 税負担の軽減
    寄付額が税金から控除されるため、実質的な負担は2000円だけになります。
    例えば10,000円寄付すれば、税金が8,000円分軽減され、実質的には2000円で10,000円相当のもの(返礼品)を手に入れることができます。
  • 年収に応じた寄付上限
    寄付できる金額の上限は年収や家族構成によって異なるため、上限内で寄付を行うことで、控除を最大化することができます。
    年収が高いほど、より多くの金額を寄付できることになります。

特産品や地域の名産を楽しみたい人

ふるさと納税では、寄付を通じてその地域の特産品や名産品を返礼品として受け取ることができます。
地域ごとに特徴的な商品が揃っているので、食べ物や地域資源を楽しみたい人には特におすすめです。

  • 美味しい食べ物
    例えば、北海道の海鮮、宮崎の黒豚、山形のさくらんぼなど、地域ならではの美味しい食材や食べ物がたくさんあります。
    自宅で食べることができるので、グルメな人にとっては非常に魅力的です。
  • 地域の工芸品や雑貨
    地元で作られた工芸品や名産品(例:陶器、布製品、木工品など)も返礼品として提供されることがあり、旅行気分を味わいながら、物を手に入れることができます。
  • 体験型返礼品
    物だけでなく、観光地や地域での体験(農業体験、地元の祭り参加、温泉宿泊券など)もあったりします。
    普段できない体験を楽しみたい人にはオススメですね。

地域貢献や社会貢献をしたい人

ふるさと納税は、地域に対する直接的な支援方法として利用することもできたりするんですよ。
税金を支払うことなく、地域に貢献したいという思いがある人にはピッタリ。
特に、地方自治体の財政が厳しい状況にあるため、ふるさと納税は重要な収入源となっているところもあるとか。

  • 地方創生への貢献
    地方自治体は人口減少や財政難に直面しており、ふるさと納税による寄付金は地域の活性化や振興に使われます。自分が寄付したお金が、地域の発展に直接使われていると実感できるため、社会貢献活動として利用できます。
  • 故郷や応援したい地域の支援
    自分の出身地や応援したい地域に寄付することで、その地域を支援できます。
    地域の発展を見守ることができ、非常に意味のある貢献になります。

収入が一定以上の人

ふるさと納税で控除される額には上限があります。
この上限は年収や家族構成に応じて異なり、年収が高いほど寄付できる金額が増えます。
そのため、一定以上の収入がある家庭にとっては、より多くの寄付を行って税控除を受けることができるため、特にメリットが大きいです。

  • 高収入の家庭
    年収が高ければ高いほど、寄付できる上限額が大きくなります。
    寄付額が大きいほど、税金控除の恩恵も大きくなるため、高収入の家庭にとって非常にお得です。
  • 家族構成に合わせた上限
    配偶者や子供の数によっても上限額が変わるため、家族構成に合わせた寄付が可能です。
    子どもが多い家庭や、共働きの家庭でも、税控除を最大限活用できます。

確定申告を行うことに慣れている人(またはワンストップ特例を利用する人)

ふるさと納税の寄付を行うと、その控除を受けるために確定申告が必要になりますが、確定申告をすでに行っている人や手続きを苦にしない人にはおすすめです。
確定申告をしなくても、「ワンストップ特例制度」を利用することで、寄付先の自治体に申請書を送るだけで税控除を受けることができます。

  • 確定申告をしている人
    副収入がある、フリーランスなどで確定申告をしている人にとっては、ふるさと納税を使った税控除は、手続きの一環として自然に行えます。
    税控除を受けるための書類は簡単にまとめることができるので便利ですね。
  • ワンストップ特例を使う人
    確定申告が面倒だと感じる人でも、ワンストップ特例を利用すれば、寄付先自治体に簡単な申請書を提出するだけで税控除を受けられます。
    年収が一定額以下で、寄付先が5つ以内の場合に利用可能です。
かこ

わたしもこのワンストップ特例を使ってます。
確定申告をせずに簡単に手続きができますよ!

ふるさと納税の返礼品って何があるの?

返礼品は、寄付金額に応じて自治体からもらえる特産品やサービスです。
わたしが特におすすめの返礼品をいくつかご紹介しますね。

高級食材・グルメ

返礼品として人気が高いのは、高級食材やグルメです。
日常生活では中々手の届かない食材や遠くの地産品など、贅沢な食材を受け取ることができるのは嬉しいポイントですね。

  • 高級和牛
    松坂牛、神戸牛、黒毛和牛など
  • 新鮮な魚介類
    旬の鮮魚や干物、海鮮セットなど
  • フルーツ
    高級メロン、苺、シャインマスカットなど

これらの品々は自分の食生活を豊かにするだけでなく、家族や友人との食事にも活用でき、贈答品としても喜ばれます。

日用品や家電

日常的に使える家電や日用品もふるさと納税の返礼品として非常に人気です。
便利で使い勝手の良いアイテムを選ぶと、生活がより快適になります。

  • 家電製品
    加湿器、掃除機、炊飯器、ミキサーなど
  • 日用品
    ティッシュ・トイレットペーパー・洗剤やタオルセットなど

わたしの毎年頼んでいるものは、ティッシュとトイレットペーパー。量が多く届くので、置く場所に困るけど、とても役にたってます。ティッシュとトイレットペーパーは毎日使うものですので、うちは毎年半年で無くなってしまいます。
日用品や家電は、家計の節約にも繋がり、実用的に役立つため、非常に喜ばれる返礼品です。

健康・美容アイテム

健康維持や美容に関心が高まる年齢でもあります。
ふるさと納税で、以下のような返礼品を選ぶと、健康的な生活をサポートできます。

  • サプリメントや健康食品
    コラーゲン、青汁、サバ缶、プロポリスなど
  • 美容関連アイテム
    化粧品セット、スキンケア用品など

これらを活用することで、日々の健康や美容維持がしやすくなります。

旅行や体験型返礼品

ふるさと納税の楽しみの一つが、旅行や体験型の返礼品です。
リラックスできる時間や旅行を楽しむことが好きな方向けの返礼品ですね。

  • 温泉宿泊券
    癒しのひとときを楽しめますね。
  • 観光施設の入場券や体験チケット
    地元の文化や自然を感じることができる体験が可能です。

これらの返礼品は、日常から少し離れてリフレッシュできる機会を提供してくれます。

実際にふるさと納税を始める方法

次に、ふるさと納税の基本的な流れはを説明していきますね。

①ふるさと納税ポータルサイトを利用

まず、ふるさと納税のポータルサイトを利用します。
代表的なサイトには、楽天ふるさと納税ふるさとチョイスさとふるなどがあります。
これらのサイトは、寄付先や返礼品を簡単に検索できる機能があり、使いやすいです。

②寄付先を選ぶ

ふるさと納税の魅力は、どの地域にも寄付ができる点です。
自分が応援したい地域を選び、その地域に関連する返礼品を選びます。
特産品だけでなく、その地域で使えるクーポンや体験券もあるので、楽しみながら寄付先を選びましょう。

③寄付金額を決める

ふるさと納税をする際に注意したいのが、寄付金額の上限です。
自分の収入に応じて寄付できる金額が決まっています。
具体的には、「ふるさと納税シミュレーション」を使って、自分の控除上限額を調べておくと便利です。

寄付手続きをする

寄付先の自治体が決まったら、オンラインで簡単に寄付手続きを行います。
支払い方法は、クレジットカード、銀行振込、郵便振替などさまざまな方法がありますが、クレジットカードを使えばポイントも貯まり、一石二鳥です。

返礼品の受け取り

寄付金を支払うと、後日、自治体から選んだ返礼品が送られてきます
返礼品は食材や日用品、旅行券など種類が豊富で、年に何度でも楽しむことができます。

4. 税金控除の手続き

確定申告が面倒な場合、ワンストップ特例制度を利用すると、確定申告なしで税控除を受けることができます。
この制度は、寄付先が5自治体以内であれば利用可能です。
申請書を寄付後に自治体に送るだけで、簡単に税控除を受けられます。

このような順番でやっていくとスムーズにふるさと納税することができます。
チャレンジしてみてくださいね。

ふるさと納税の注意点

ふるさと納税を利用するにあたって注意点があります。
確認してから寄付手続きしてくださいね。

  1. 寄付金額の上限に注意
    自分の控除上限額をしっかりと把握してから寄付を行いましょう。
    ふるさと納税シミュレーション」を使ってみると楽に計算できます。
    上限を超えないよう、事前にご自身の収入や家族構成に基づいた寄付額を確認してくださいね。

  2. 返礼品の選定
    返礼品を選ぶ際には、地域貢献や自分の生活に役立つものを選ぶと満足度が高くなります。
    返礼品は各自治体が提供するものによって異なりますので、事前に内容を確認し、ご自身の希望に合ったものを選んでください。
  3. 寄付の利用目的
    寄付金の使途については、自治体が公開している情報に基づいて選択を行ってくださいね。
    寄付先の使用目的が明確であるかを十分に確認することをおすすめします。
  4. 税控除の適用条件
    税控除を受けるためには、確定申告またはワンストップ特例申請を行う必要があります。
    どちらの手続きが必要か、またその期限についてはご自身で確認してください。
  5. ワンストップ特例制度の申請期限
    ワンストップ特例制度を利用する場合は、申請期限が厳守されるため、申請を忘れないよう気をつけてくださいね。

以上の点を踏まえて、「ふるさと納税」を行う際は、十分にご自身で情報を確認し、自己責任で判断を行っていただきますようお願いいたします。

おわりに

今回の記事でご紹介させていただいた「ふるさと納税」は、税金控除を受けながら地域貢献ができる素晴らしい制度ですが、中々やっぱり税金の話は難しいものです。

節税対策をしなければならない今、生活費や老後の準備に役立ち、家庭をサポートするための賢い手段です。
返礼品を楽しみながら、税金面でもお得に活用することで、より豊かな生活を実現できます。
ぜひこの機会にふるさと納税を取り入れて、賢く活用してみてくださいね。

かこ

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この記事を書いた人

当ブログ管理人のかこです。
50代になり、これからの人生をもっと楽しく、豊かに生きたいと思っています。このブログでは、50代からの人生開花をテーマに、日々の暮らしや心のケア、趣味のことなどをシェアしています。

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