「誰かのためじゃなく、自分のために」無理しない毎日のつくり方

「誰かのためじゃなく、自分のために」無理しない毎日のつくり方

人生における転機は、誰にも予測できません。
時として、思いもよらぬ瞬間に訪れます。

人生の中盤に差し掛かると、それまでの生き方を振り返り、思い切って人生の方向性を見直すことが多くなります。

わたしは、その時、自分の中にあった「誰かのために生きる」という考えが本当に自分を幸せにしているのかと疑問を抱き始めました。

「誰かのために生きる」という言葉は、聞こえは良いですが、実際にはそれに伴う責任感やプレッシャー、そして時には自己犠牲を伴うこともあります。

家族や仕事、周囲の期待に応え続けることが自分の役割だと思い込んでいた私は、気づかぬうちに自分を犠牲にしていたことに気づきました。

この記事では、そんな悩みからどのように解放され、心から自分の生きがいを見つけたのかについて、実体験を通じてお伝えします。

もし今、同じような環境にいられて、いまの生き方に疲れているなら、少しでも参考になれば嬉しいです。


目次

「誰かのために生きる」ことの負担とは?

「誰かのために生きる」というフレーズには、ある種の美徳が込められています。
私も、かつてはそれが正しい生き方だと思っていました。
家族や仕事、そして周囲の期待に応え続けることが、誰にでもできる、素晴らしい役割だと信じていたのです。

しかし、時が経ち、その背後には予想以上の負担が隠れていることに気づきました。

最初は、小さな負担だと思っていたことも、日々積み重なっていくと大きな重圧に感じられるようになったのです。
忙しい日々に追われる中で、「本当にこれが自分の望む生き方なのか?」と自問自答することが増えていきました。
結果、家族や職場の期待、そして他人のために尽くすことが、知らず知らずのうちに「自分を犠牲にする生き方」になってしまっていたことに気づきました。

一度、立ち止まって考えてみると、「誰かのために生きる」ことが必ずしも自分の幸せには繋がらないことがわかりました。

むしろ、他人のために尽くすあまり、自分自身が疲弊し、心身の健康を損ねていたことに気づいたのです。


自己犠牲からの解放

自己犠牲という生き方は、最初は美徳として受け入れられがちです。

しかし、その「自己犠牲」が長期間続くと、どんどん心や体に負担がかかり、ついには自分自身を見失ってしまうことがあります。
私の場合、自己犠牲的な生き方をしていた自分に、ある日ふと気づくことになりました。

それは、仕事や家事、その他の責任を果たしていた時期に、自分の心や体を完全に後回しにしていたことに気づいた瞬間でした。

その時、ようやく思い至ったのです。
「このままでは、自分が壊れてしまう」と。
周囲の期待に応えようとするあまり、自分の気持ちや欲求を完全に無視していたことを深く反省しました。

心の声に耳を傾け、自分の気持ちを大切にすることが、どれほど大切なのかを感じるようになったのです。

自己犠牲から解放されることは、最初は怖かったかもしれません。

しかし、少しずつ自分の時間を持つようになり、自分を大切にすることで、心が少しずつ軽くなっていきました。


自分を大切にすることの本当の意味

自分を大切にすることは、決して自己中心的なことではありません。

むしろ、他人を思いやるためには、まず自分が満たされていることが大切だということに気づいたのです。
自分を大切にすることの本当の意味に目覚めました。

その第一歩として、私はまず自分に時間を与えること。
以前は時間がなくてできなかった趣味に再挑戦したり、心から楽しめることに時間を使うようにしました。

たとえば、ブログを始めることや、気ままに読書を楽しむことが、私にとっては心をリフレッシュする時間です。これらの活動は、私の心を豊かにし、自分のペースで生きる力を取り戻すきっかけです。

そして最近、もうひとつ自分を癒す時間として取り入れたのが、「耳で聴く読書」です。
Amazonの【Audible(オーディブル)】というサービスでは、小説やエッセイ、自己啓発書などをプロのナレーターが朗読してくれるので、家事をしながら、犬の散歩をしながら、自然と“自分時間”が持てるようになりました。
まるで誰かが優しく話しかけてくれるような心地よさで、ふと涙が出てしまったことも。

「本を読む余裕なんてない」と思っていた時期の私に、教えてあげたいくらいの癒し時間です。
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新しい生きがいを見つける方法

新しい生きがいを見つけるためには、まず自分の内面に耳を傾けることが大切です。

自分が本当に望んでいることは何か?
どんなことにワクワクするのか?
最初は何もないと思ってましたが、日々自分のことを理解しながら、少しずつ考える時間を作っていったのです。

その結果、私は再び旅行に出かけたり、料理をしたり、ガーデニングをしたり、愛犬と過ごしたりと日々の楽しさを見つけていくことができたのです。

旅行は、ただの「リフレッシュ」ではありません。それは、新しい場所を訪れ、異なる文化や人々と触れ合い、自分を再発見する大切な手段。
また、料理は私にとって創造的な表現の場であり、自分の時間を心から楽しむ方法。
そして、ガーデニングと愛犬と過ごすことは癒しの時間となったのです。

これらの活動が、私の生きがいを再構築するための大きな柱となりました。

「自己犠牲から解放されるための第一歩」心を軽くする生き方の見つけ方

自分のライフスタイルを再構築する

これまでのライフスタイルを見直し、私は新たな生活を築くことに決めました。

大切にしなきゃと思ったのは、時間の使い方です。

家族や仕事、日常の責任に追われていた時期には、あまりにも自分の時間を犠牲にしていたことに気づき、今は、自分のために使う時間を優先することにしています。

無駄に長時間働くことを避け、自分の時間を作り、心に余裕を持つことを心がけています。

ライフスタイルを変えることは最初は不安や抵抗もありましたが、少しずつそれが自分にとっての「新しいスタンダード」になり、毎日がより豊かに感じられるようになったのです。


「自分を大切にすること」が他人に与える影響

「自分を大切にすること」は他人にどう影響するのでしょうか?

わたしは、自分を大切にすることによって、他人との関係がより良くなったことを実感しています。

自分が満たされていると、他人にもポジティブなエネルギーを与えられるのです。

自己犠牲から解放され、自分を大切にするようになった結果、家族や友人、職場の人々との関係が改善され、より深いつながりを感じられるようになりました。

自己犠牲的な生き方ではなく、自分を大切にすることで、周囲とのバランスが取れるようになるのです。


未来に向かって一歩踏み出す

自己犠牲から解放されたことで、これからも新たな挑戦を続けていきます。

自分を大切にし、心から楽しめることに時間を使いながら、さらに充実した人生を歩んでいきたいと思っています。

自分らしい生き方を追求し、心豊かな毎日を送りながら、新たな発見や成長を楽しんでいきましょう。


おわりに

「誰かのために生きる」という生き方から解放され、自分を大切にすることを始めると、人生は豊かで充実したものになります。今まで自分を犠牲にしてきたあなたも、自己犠牲から解放されて新しい生きがいを見つけることができます。

それは決して自己中心的なことではなく、より良い自分になるための第一歩なのです。

かこ

「自己犠牲から解放されるための第一歩」心を軽くする生き方の見つけ方

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この記事を書いた人

当ブログ管理人のかこです。
50代になり、これからの人生をもっと楽しく、豊かに生きたいと思っています。このブログでは、50代からの人生開花をテーマに、日々の暮らしや心のケア、趣味のことなどをシェアしています。

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