娘の巣立ち。嬉しいけど、ちょっぴり寂しい春のはじまり
この春、娘が一人暮らしを始めました。
就職のために、少し遠方の街へ引っ越すことになり、つい先日、家族で引っ越しを手伝ってきたところです。
引っ越しの当日は、もうバタバタの連続。
家電を運び、カーテンを取り付け、布団を敷いて。
「この鍋、使うかな?」「コンセント足りる?」なんて細かなやりとりをしながら、なんとか生活の形が整いました。
別れ際、「じゃあね、お母さん!」と笑顔で手を振る娘。
その姿を見て、私は手を振り返しながらも、心の中にじんわりとした寂しさが広がっていくのを感じていました。
子どもの巣立ちは、親の“第二の人生”の始まりでもある
「娘 一人暮らし」という言葉を検索していたとき、たくさんの親御さんのブログや体験談に出会いました。
「寂しいけど嬉しい」「心にぽっかり穴が開いたよう」など、どれも私の気持ちと重なって、何度も頷きながら読みました。
でも、ふとある一文に心が留まりました。
「子どもの巣立ちは、親の“第二の人生”のスタートでもある」
これを読んだ瞬間、なんだか涙がこぼれそうになったんです。
そうか、私は終わりだと思っていたけれど、ここからが“始まり”でもあるんだなって。
部屋を片付けようと思ったきっかけ
娘がいなくなって数日後。
仕事の休みの日。
家事をこなし、ようやく掃除が終わったと静かになったリビングでお茶を飲んでいたとき、ふと「娘の部屋を片付けてみようかな」と思いました。
実は、手をつけるのがちょっと怖かったんです。
娘の香りが残っていそうで、思い出があふれてきそうで、涙が止まらなくなるんじゃないかって。
でも、ずっとそのままにもしておけません。
私も少しずつ、前に進まなければと思い、思い切ってドアを開けました。
思い出と向き合う時間。涙と笑いが交互にやってくる
まずは机の上に残された文房具や、使いかけのメモ帳から。
ページをめくると、娘が書いた「買い物リスト」や、友達との予定がメモされていて、思わずクスッと笑ってしまいました。
クローゼットには制服や、部活で使っていたジャージ。
「試合の朝、早起きしてお弁当作ったなぁ…」なんて思い出がよみがえって、気づけば涙がポロポロ。
棚の奥から出てきた小さな手紙。
修学旅行のときに「お母さん、ありがとう」って書いてくれたものでした。
それを見た瞬間、涙が止まらなくなってしまって、しばらくその場に座り込んでしまいました。
モノを手放すことは、過去を肯定すること
思い出の品を捨てるわけじゃなくて、少し整理するだけ。
それでも、心の中にはちょっとした葛藤がありました。
「これはまだ取っておく?」「もう使わないけど、思い出が…」
でも、あるとき気づいたんです。
**“モノを手放すことは、過去を否定することじゃない”**って。
むしろ、そのときの気持ちをちゃんと受け止めたからこそ、前に進める。
たくさんの思い出に「ありがとう」と言って、心の中にしまっていく。
そうして少しずつ、空間も、心も、スッキリしていったんです。
娘の引っ越しをきっかけに、私も部屋をスッキリさせたくなりました。
そんな時に便利だったのがこの【折りたたみ式収納ボックス】。
デザインもシンプルだから部屋になじむし、使わないときはたたんでしまえるのが本当に助かります。
スッキリした空間は、気持ちも軽くしてくれました✨
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空いた引き出しに、私の新しい時間を入れてみる
全部の片付けが終わったあと、引き出しが空になっているのに気づきました。
これまで娘の教科書や文具が詰まっていた場所。
今は何も入っていなくて、まっさらなスペース。
その引き出しを見て、私はそっと自分のノートとお気に入りのペンを入れてみました。
これからの自分のために、思ったことややりたいことを書いていこうって。
今まで「子どもが中心」の生活だったけど、これからは「私自身の時間」も大事にしていきたい。
趣味を始めるのもいいし、行ってみたかった場所に一人で出かけるのもいい。
「私はこれから、何をして生きていこう?」そんな問いが、静かに心の中に湧いてきました。
娘の巣立ちと向き合いながら、自分自身の「これから」も見つめたくなった私。
部屋を片付けながら心も整理できたのは、こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』のおかげかもしれません。
モノを整理することで、自分にとって本当に大切なものが見えてきました。
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50代。まだまだ人生は“これから”
「50代 前に進む方法」って検索してみたこと、ありますか?
実は私、最近よくしてるんです(笑)
たくさんの記事が出てきますが、結局のところ答えは人それぞれ。
でも私は思うんです。
前に進むって、ほんのちょっとでいいんじゃないかって。
「朝、ベランダで深呼吸してみる。」
「好きなお茶をゆっくり飲んでみる。」
「昔読んでいた本を読み返してみる。」
そんな小さなことが、意外と心を元気にしてくれるんですよね。
寂しさの中にある「自由」と「希望」
「娘 一人暮らし」って、親にとってはちょっとした“喪失体験”のような気もします。
でもそれは同時に、“親の卒業”でもある。
子育てという役目をやりきったこと、心から誇っていいんです。
そして、次は自分自身の人生を豊かにしていく番。
寂しさの中には、「自由」があります。
不安の中には、「希望」が隠れています。
それに気づけたとき、心が少し軽くなる気がしました。
娘のいない静かな部屋でふと思ったのは、
「これからは私の体も大切にしていこう」ということ。
そんな私が続けているのが、栄養バランスを手軽にサポートしてくれる【オールインワンサプリ】。
サプリなんて必要ないと思っていたわたしが、飲み続けたことでなんだか身体が軽くなった感じがします。
これからは、自分のこと大切にしていきたい。
無理なく自分をいたわる、私の小さな習慣です。
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おわりに:同じように感じているあなたへ
もし今、あなたが私と同じように
「子どもが巣立ってぽっかり」
「これからどう生きよう」
そんな気持ちを抱えているのなら——
まずは身の回りを、少しだけ片付けてみてください。
空いた引き出しや棚は、きっとあなたの“これから”を迎え入れる準備をしてくれます。
「50代 心の整理」「娘の巣立ち 寂しい」「前に進む きっかけ」
そんなキーワードでこのブログに辿り着いたなら、私はあなたにそっと言いたいです。
「大丈夫。あなたは、ちゃんと前に進んでいます」
娘の一人暮らしが、私にくれた“春の風”。
その風が、あなたの心にも届きますように。
かこ

