50代になって、ふと立ち止まる時間が増えました。
毎日をこなすだけだった日々のなかで、「これからの人生、どう生きていきたいんだろう？」と、静かに心が問いかけてくるようになったのです。
子育てもひと段落し、親の介護や自分自身の健康のことも気になるようになって。
気がつけば、ずっと誰かのために頑張ってきた自分がいたことに、ようやく気づいたような気がしました。
これまでの人生に、後悔がないわけではありません。
でも、「あの頃の私は、本当に精一杯やっていたよね」と、やっと自分に優しい言葉をかけられるようになりました。
いま、ようやく「わたし自身を大切にする」ことに向き合い始めています。
「幸せ」ってなんだろう？と思ったとき
50代に入ってから、ふとした瞬間にこんなことを思うようになりました。
「私は今、幸せなのかな？」と。
日々の生活は流れていくけれど、どこか置いてけぼりのような気持ちになる日があります。家族のこと、仕事のこと、親の老い。すべてが“誰かのため”で埋め尽くされていて、「自分のため」に何かをしている時間なんてあったかな？と立ち止まる瞬間があります。
昔は「誰かの役に立つことが幸せ」だと信じていました。
でも、50代になった今、それだけでは心が満たされなくなってきたのも事実です。
本当の意味で、「自分らしく生きる」ってなんだろう？
そう問いかけながら、私は少しずつ、自分の幸せを見つめ直すようになりました。
“自分のこと”は後回しにしてきた日々
20代は仕事に必死で、30代は結婚と子育てに追われて、40代は親の介護や仕事の責任も重なって…。
「自分の人生を生きる」なんて考える余裕もありませんでした。
食べたいものを我慢して
眠いのに無理して起きて
泣きたいときに笑顔をつくって
やりたいことは「いつかできたらいいな」と思いながら、気づけば時間だけが過ぎていました。
そして50代になった今、ようやくひと息つけるような気がして──
「ああ、私、これまで本当によく頑張ってきたんだな」と、胸の奥がじんわり熱くなりました。
“自分を幸せにする”って、難しい？
「自分を大切にすることが大事」なんて、よく聞く言葉ですよね。
でも、いざそれを実行しようと思うと、なかなか難しい。
私たち世代は、どうしても“がんばること”に慣れてしまっています。
人に迷惑をかけてはいけない、家族のために耐えるのが当たり前。
そう信じてきたからこそ、自分を優先することに「罪悪感」すら抱いてしまうんです。
けれど、こう思うようになりました。
自分が幸せでなければ、誰かを本当の意味で幸せにすることもできない。
だからこそ、50代という節目に、「わたしを幸せにする生き方」を考えてみよう。
人生の折り返し地点を過ぎた今こそ、自分らしく、生きやすい道を選びたい。
それは、決してわがままなんかじゃない。
「わたしを大切にする」ための小さな見直し
まず私が見直し始めたのは、日々の習慣でした。
たとえば睡眠。
昔は夜更かしが当たり前で、ついスマホをだらだら見てしまう日々。でも、年齢とともに眠りが浅くなり、疲れが取れにくくなっていきました。
あるとき、友人にすすめられて始めたのが、睡眠の質を整えるサプリメント。
正直、最初は半信半疑でした。でも続けているうちに、「朝、少しラクになったかも？」と感じるように。
📌 睡眠の質改善におすすめ
▶ GABAの恵み GABA 400 ㎎ 睡眠ケア 休息ケア リラックス サプリ 日本製造
「無理にがんばらない」「自然に整えていく」──そんなやさしいケアが、今の自分にはぴったりでした。
実際に私は、自分と向き合う時間を増やすことで「気持ちの浮き沈み」が少し和らいできました。
そんな私の体験を、こちらでも詳しく書いています。
👉 50代で感じた孤独と向き合う方法｜年齢と共に変化する気持ち
食事と運動、そして“心”を整えるということ
50代になると、思っていた以上に体力の衰えを感じることが増えてきました。
階段で息が切れたり、夜に胃がもたれたり、昔は平気だったことが少しずつ“しんどい”と感じるように。
でも、そんな変化に気づけたことこそが、大きな一歩だったと思っています。
「このままではいけない」と、ようやく自分のために何かを始めようと思えたから。
🍚 食べることを整える｜やさしい栄養で満たす
以前は、忙しさにかまけて「とりあえず何か食べる」という日が多くありました。
でも、疲れがとれなかったり、朝からダルさが抜けない日が続いたり…。
そんな自分を感じたとき、「あ、食べものって大事なんだな」と気づいたのです。
50代の体には、タンパク質と野菜を中心にしたやさしい食事が必要です。
たとえば、最近よく作るメニューはこんな感じ。
- 蒸し鶏とブロッコリーのサラダ
- 豆腐とわかめの味噌汁
- 雑穀米のおにぎり
- 焼き鮭と大根おろし
重たい揚げ物や脂っこい料理は避けつつ、消化にやさしく栄養のあるものを選ぶようになりました。
体が軽くなると、不思議と気持ちも整ってくるんですよね。
📌 参考：たんぱく質が豊富な食材
- 鶏ささみ・卵・納豆・豆腐・鮭・ヨーグルト・チアシード
「自分を大切にするって、こういうことだったんだ」──そんな感覚が、台所で少しずつ育まれていったのです。
🧘♀️ 動くことを習慣に｜無理なく、心地よく
正直に言えば、私は運動が苦手です。
学生のころから体育はイヤだったし、ジムに通うのも続きませんでした。
でもあるとき、YouTubeでヨガの動画を見つけて、軽い気持ちで始めてみたんです。
最初は体がかたくて、ポーズも全然できなかったけど、それでも終わったあと、ふっと心が軽くなる感覚がありました。
「これなら続けられるかも」
運動が苦手なわたしでも、ヨガは気持ちよく続けられました。
呼吸に意識を向けてゆっくりと体を動かすことで、心も体もほぐれていくのを感じます。
🌿 おうちヨガ、はじめてみませんか？
実は最近、ヨガを始めました。
とはいっても、わたしはもともと運動が得意なほうではありません。
でも、ヨガは呼吸とともにゆっくり動くので、無理なく続けられるんです。
それに、オンラインでできるヨガがあることを知ってからは、ますます気軽に楽しめるようになりました。
出かける必要もなく、家でこっそりできるのが本当にありがたい。
🌿 わたしが気に入っているのがこちら
朝ヨガや夜のリラックスヨガなど、
自分の生活リズムに合わせてレッスンが受けられるんです。
「今日はちょっと疲れたな」
そんな日でも、体をゆるめるだけで
心まで軽くなっていく感じがします。
無理しなくていい。
自分のペースでできる。
それが今のわたしには、ちょうどよかったのかもしれません。
最近では、オンラインで自宅にいながらレッスンを受けられるヨガサービスも増えてきました。
「人前で運動するのはちょっと…」という方にもおすすめです。
週に2回、15分ほどのヨガを続けていると、肩こりが軽減したり、呼吸が深くなったり。
何より、「自分と向き合う時間」になっているのが嬉しいのです。
「運動＝きついもの」という思い込みを手放して、自分に合った動きを見つけることが、50代からの体づくりには欠かせないと思います。
自分と向き合うという“心の習慣”
外側だけでなく、心の声にも耳を傾けるようにしたのは、50代に入ってからです。
ある日、ふとした出来事で泣いてしまったことがありました。
それは、大きな出来事ではありませんでした。でも、ずっと心にためていた「寂しさ」や「孤独感」が、一気にあふれてきたような感じだったのです。
私、全然、自分を大事にしてなかったな…。
その瞬間に、ようやく気づきました。
心が疲れていると、どんなに体が元気でも、うまく動けなくなるものです。
だからこそ、心のメンテナンスはとても大切。
私はこんなことを毎日の習慣にしています。
- 朝、コーヒーをゆっくり飲む時間をつくる
- ノートにその日の気持ちを書いてみる
- 自分を褒める言葉を声に出してみる
- 「今日はこれだけで十分」と思う日をつくる
少しずつ、少しずつですが、「私はこれでいいんだ」と思える時間が増えてきました。
誰かの評価ではなく、自分が「これでいい」と思えること。
それが、幸せの種になっている気がします。
自分軸で生きるという決意
50代という年齢は、不思議なもので、「誰かの目」より「自分の気持ち」のほうが大事だと、ようやく思えるようになる節目でもあります。
若い頃は、つい周囲の期待に応えようとしていました。
「ちゃんとしなくちゃ」「いい人に見られたい」「嫌われたくない」──
そんな思いに縛られて、自分を置き去りにしていた日々。
でも、あるときふと、こんなふうに思ったのです。
「あれ？ 私って、誰のために生きているんだろう？」
「わたしはわたし」でいい
他人に合わせてばかりでは、自分の人生を生きたことにならない。
そう気づいてからは、「自分の心地よさ」を軸に、物事を選ぶようになりました。
たとえば──
- 無理な誘いは断ってもいい
- 一人時間を楽しむことも「豊かさ」
- 「〜すべき」ではなく「〜したい」で選ぶ
この変化が、自分に優しくなれる第一歩だったと思います。
人の評価はコントロールできないけれど、自分がどう生きたいかは、自分で選べる。
これは、50代だからこそ手にできた“自由”だと感じています。
自分を生きるために、“がんばらない”ことを選んだ日については、こちらにまとめました。
👉 がんばらないと決めた日｜50代からの自分らしい生き方
小さな幸せに気づくチカラ
幸せって、特別な何かじゃなくて、日常の中にひっそりとあるものだと気づいたのも、50代になってからでした。
- 朝、ベランダに出たときの風の匂い
- お気に入りのマグカップで飲む紅茶
- 静かな部屋で本を開いた瞬間
- 誰にも気づかれず、ほっと深呼吸できたとき
こういう瞬間を、「いいなあ」と思えるようになったことが、自分を幸せにするチカラだったのかもしれません。
わたしらしく生きるために｜“整える習慣”のまとめ
「わたしを幸せにするのは、わたし自身」
この感覚が、自分を立て直すいちばんの土台になりました。
最後に、わたしが50代になってから続けている「わたしを整える習慣」を、表にまとめてみます。
🌸 わたしを整える習慣
- 朝の静かなひとときをつくる
- ゆっくり食事を楽しむ（野菜・たんぱく質中心）
- 週2回のヨガ（または深呼吸）
- 「今日のよかったこと」を1つ書く
- 無理な誘いを断る練習をする
- 自分の気持ちをノートに書く
- “がんばらない日”をつくる
🌼 わたしが使っている “整えるアイテム”
- 👉 癒しのキャンドルウォーマー（寝る前におすすめ）
- 👉 ナチュラル系インテリア雑貨（気分転換にも◎）
- 👉 GABAの恵み（眠れない夜に）
- 👉 通わないフィットネススタジオSOELU（初心者でも安心）
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