正直、副業なんて無理だと思ってた
「副業って、若い人がやることでしょ?」
少し前まで、私はそう思っていました。
だって50代にもなって、新しいことを始めるなんて怖いし、自信もない。
そもそも仕事と家事で毎日いっぱいいっぱいなのに、
そのうえ“副業”なんて、自分にはとても無理だって思っていたんです。
でもある日、ふと目にした「老後資金2000万円問題」というニュースが頭から離れなくなりました。
「年金だけでは足りない」と言われる時代。
貯金もそれほどないし、正直これからの人生に、漠然とした不安が広がっていきました。
そして、こうも思ったんです。
「このまま年を重ねて、生活が苦しくなっていくのをただ待つのかな」って。
それはイヤでした。
私は、できることなら自分の力で、
ほんの少しでもいいから“選べる人生”を残しておきたかったんです。
50代で感じた「お金の不安」
50代になると、ふとしたときに「この先、どうなるんだろう」と考えてしまうことが増えました。
子どもはもう独立したけれど、完全に手が離れたわけではなく、
親は親で、介護の心配がちらつき始める年代。
自分の体力も、昔のようにはいかなくなってきたなと感じる毎日。
そんな中で、家計簿をつけていても思うんです。
「これで本当に、老後は大丈夫なのかな」って。
いまはなんとか暮らせている。
でも、年金生活になったら?
物価が上がっていったら?
病気で働けなくなったら?
将来のことを考え始めると、次から次へと不安が出てきて、
「どうしようもないのに、ずっと頭から離れない」──そんな夜もありました。
かといって、60歳すぎてから新しい仕事に就ける保証はないし、
年齢を重ねるほど、選べる仕事はどんどん減っていく。
だからこそ私は、「今のうちに、できることを少しでも始めておきたい」と思うようになったのです。
「やってみたいけど怖い」「どこから手をつけたらいいかわからない」 そんな気持ちがある方へ。 👉 仕事は真面目すぎない方がいい?心と体を守るちょうどいい働き方 も参考になります。でも、働き方は一つじゃなかった
あるとき、ネットで「在宅でできる副業」という記事を何気なく見かけました。
最初は「また若い人向けの話だろうな」と思ってスルーしかけたのですが、
そこには、50代の女性が自分のペースで始めた副業体験談が書かれていて──
私は思わず、最後まで読んでしまいました。
「この人、私と同じくらいの年齢なのに、こんなふうに前向きに動き出してるんだ…」
小さな衝撃でした。
同時に、私の中にある固定観念が崩れていくのを感じました。
「働く=フルタイムで会社に通うこと」
「収入を得る=雇われること」
ずっとそんなふうに思い込んでいたけれど、
今は、自宅にいながら自分の得意を活かして収入を得るという選択肢もある。
それが「副業」という形で、こんなにも自由に広がっている時代だったんです。
もちろん最初から大きく稼げるわけじゃないし、
地道に続けることが必要な世界です。
でも、「誰かに雇われなくても、自分の力でお金を得られる」という経験は、
それだけで人生に小さな自信をくれる──
そんなことを、実際にやってみて初めて知りました。
アラフィフ女性におすすめの副業5選
副業とひと口に言っても、その種類は実にさまざま。
でも、50代の私たちが取り組むには「始めやすさ」や「安心感」も大切です。
ここでは、実際に私が体験したことや、同世代の女性が取り組んでいる姿を見て感じたことをもとに、
「アラフィフでも無理なく始められる副業」を5つ、ご紹介します。
① クラウドソーシング(ライター・データ入力)
「文章を書くのが好き」「コツコツ作業するのは得意」という方にぴったりなのが、クラウドソーシングです。
私は最初、クラウドワークスに登録しました。
自己紹介を入力し、案件に応募するだけでOK。
最初は不安だったけれど、単価の低いタスクからコツコツ実績を積むうちに、少しずつ仕事が広がっていきました。
💬 私の実体験より
最初の報酬はたった「300円」の簡単なアンケート回答。
でも、「自分で稼げた」という小さな成功体験が、ものすごくうれしかったんです。
- 在宅OK・通勤不要
- 1日30分〜OKな案件も多い
- 必要なのは「タイピングできる」ことだけ
という気軽さが、50代の私にはありがたかったです。
Craudia(クラウディア)がおすすめです。
初心者OKの案件も多く、スキマ時間を活用して無理なく収入アップが目指せます。
登録は無料、まずはどんなお仕事があるかチェックしてみてください。

②スキル販売(ココナラ・ストアカ)
もしあなたに「これ、ちょっと得意かも」「昔から人に褒められていた」というものがあるなら、
それを“商品”にできるのがこのスキル販売です。
たとえば:
- 文章の添削
- 手書き文字の提供
- Zoomでの初心者向けパソコン教室
- オラクルカードのリーディング
など、自分の個性や経験が、思わぬ形で「誰かの役に立つ」世界なんです。
💬 私が出会った同世代の女性の話
「自分の声にコンプレックスがあったけど、朗読サービスで需要があると知って、挑戦してみた」と。
自分の“コンプレックス”すら、活かせる世界があることに感動しました。
③ハンドメイド販売(minne・Creema)
手芸やクラフトが好きな人には、断然おすすめなのがハンドメイド販売。
私はミンネを使って、趣味で作っていた「布マスク」を販売してみました。
最初は「誰が買ってくれるんだろう」と半信半疑でしたが、
「この柄、とても好きです」「丁寧に作ってくださってありがとうございます」などのレビューをいただき、涙が出そうになりました。
- アクセサリーや布小物、アロマ雑貨などが人気
- 自分のペースで制作できる
- 買ってくれた人の声が直に届く
“好き”が“ありがとう”につながるこの副業は、収入以上に心が満たされました。
アクセサリーや雑貨、手作りの一点物が260万点以上出品されています。
見ているだけで、創作意欲が湧いてくるような作品がたくさん!
まずはいちど覗いてみてください♪ → ミンネ公式ページ

④在宅事務サポート(オンライン秘書・経理)
事務経験がある方には、「在宅秘書」や「経理サポート」がおすすめです。
内容としては:
- メール対応
- 経費の入力や整理
- スケジュール管理 など
基本的に、パソコンが使えて責任感があればOK。
スモールビジネスをしている個人や会社からの需要が増えています。
💬 知人の50代女性の例
退職後、在宅で経理事務のサポートを始め、週3日・1日3時間だけの仕事で月5万円ほどの副収入に。
「年金前の貴重な足しになる」と続けているそうです。
⑤ブログ・SNS発信(アフィリエイト)
正直、私はこの「ブログ」という世界が一番長く続いています。
最初の数ヶ月は収入ゼロ。
それどころか「誰にも読まれていない…」という日々に落ち込みました。
でも、「50代でブログなんて遅い?」と思いつつも、
自分の気持ちを言葉にして発信することが、いつのまにか“自分を整える習慣”になっていったんです。
少しずつアクセスが増え、あるとき紹介していた商品が売れて、報酬が入りました。
それが、たった「数百円」でも──私は震えるほど嬉しかったのを覚えています。
- WordPressで始められる
- 好きなこと、知っていることを発信できる
- 時間に縛られない
- 続けるほど積み上がっていく“資産型”
ブログは、収入だけじゃなく“心の居場所”にもなりました。
🌸 WordPressブログを始めてみたい方へ
私自身、50代でゼロからブログを始めました。
最初はわからないことだらけでしたが、
ConoHa WINGならサポートも手厚く、初心者でも安心して始められます🌿
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副業を始める前に知っておきたいこと
副業に興味を持っても、「本当に私にできるの?」という不安はつきものです。
だからこそ、始める前にしっかりと知っておきたいポイントを、ここで整理しておきましょう。
✅ 会社の「就業規則」を確認する
まず最初に確認したいのが、今お勤めの会社が副業を許可しているかどうかという点です。
最近は副業解禁の流れもあり、緩和されてきてはいますが、会社ごとにルールが異なります。
- 規則上NGの会社もある
- 許可制の場合もある
- 事前申請が必要なケースも
「こっそりやって、バレたら大ごとに…」なんてことのないように、必ず一度、就業規則を確認しましょう。
✅ 税金と確定申告の仕組み
副業で年間20万円以上の所得がある場合は、確定申告が必要になります(給与所得以外の場合)。
最初は難しく感じるかもしれませんが、国税庁のサイトや税理士の解説ブログなど、初心者向けの情報もたくさんあります。
特に知っておきたいのは:
- 経費として落とせるもの(通信費、PC代など)
- 所得税・住民税の仕組み
- 開業届を出すタイミング(必要な人だけ)
※副業で得た収入は“雑所得”または“事業所得”に該当します。
最初から完璧を目指さず、学びながらで大丈夫です。
✅ 「うまい話」に注意!
「誰でも簡単に月収30万円!」「スマホひとつでOK!」
──このような“うまい話”には注意が必要です。
副業初心者は狙われやすく、特に以下のような特徴がある場合は警戒を。
- 登録料・初期費用がかかる
- 紹介料ビジネス(マルチ商法)を勧められる
- 情報商材の購入を強く迫られる
💬 私もかつて、SNS経由で「副業コミュニティ」に誘われたことがありました。
参加費が3万円。雰囲気に流されそうになりましたが、冷静になって調べてみると…トラブルの声が多数。
「自分を守るために知識をつける」ことも、副業の一部だと実感しました。
副業を始めるにあたって、気をつけておきたいことは他にもたくさんあります。 「頑張りすぎてしまう自分」に気づいたときには、 👉 「人生は暇つぶしでいい」──50代で気づいた“何もしない”を楽しむ暮らし方 をのぞいてみてください。副業を続けるコツとモチベーション管理
副業は始めるよりも「続ける」ことのほうが難しい。
これは実際にやってみて、私自身が一番感じたことです。
最初は「やる気」に満ちていても、すぐに収入につながらなかったり、思った以上に時間がかかったりして、気持ちが折れそうになることもあります。
でも、そこで諦めずに“ゆるく長く”続けるコツがあるんです。
✅ 小さなゴールを決める
いきなり「月5万円稼ぐぞ!」と目標を立てても、達成できなければ挫折感が残るだけ。
だからこそ、最初は「1日10分作業する」とか「今月は1件でも仕事を受けてみる」といった、達成しやすい小さなゴールを設定してみてください。
ゴールを達成できると、「自分にもできた」という実感が少しずつ自信につながります。
✅ 自分に合った副業を選ぶ
誰かが成功した方法でも、それが自分に合っているとは限りません。
- 朝型か夜型か
- PC作業が得意か、苦手か
- 人と関わるのが好きか、ひとりの方が落ち着くか
これらをふまえて、自分に無理のない副業を選ぶことで、負担を減らし継続しやすくなります。
✅ 仲間や共感できる人を見つける
私はTwitter(現X)で、副業に取り組んでいる同世代の人たちをフォローし始めました。
誰かの「こんなこと始めました!」という投稿に励まされたり、うまくいかないときのつぶやきに共感できたり…。
リアルで相談できる人がいなくても、オンライン上に「一緒にがんばってる感覚」があると、想像以上に心が軽くなります。
✅ 「今日は無理」な日も受け入れる
副業は本業ではないからこそ、がんばりすぎないことが大事です。
「今日は疲れたな」と思ったら、無理に作業しなくてOK。
やすむことも、続けるための大切な選択です。
がんばる日と、やすむ日。
そのどちらも受け入れていくことで、自分らしく副業と向き合えるようになっていきます。
副業で得たもの──収入だけじゃなかった
副業を始めた当初、私は「少しでも生活が楽になれば…」と、お金のことばかりを考えていました。
でも、続けていくうちに気づいたのです。
副業で得られるものは、“お金”だけではないということに。
✅ 自分を必要としてくれる「誰か」と出会えた
クラウドソーシングで記事を書くようになったときのこと。
クライアントさんから「あなたの文章、とても読みやすくて助かりました」とメッセージが届きました。
お金をいただいて仕事をしているのに、「ありがとう」と言ってもらえる。
その一言が、胸にじんと響きました。
「自分にもまだ、誰かの役に立てることがあるんだ」──そう感じられた瞬間でした。
✅ 「わたしらしさ」を取り戻せた
50代になると、家庭や職場での役割に追われ、自分を後回しにしがちです。
でも、副業では“自分で選んだ仕事”を“自分の裁量”で進められる。
- 好きな時間に取り組める
- 得意なことで評価される
- 「失敗してもOK」という安心感がある
そんな環境の中で、「私ってこういうのが好きだったな」「こんなこと得意だったかも」と、忘れていた感覚を少しずつ思い出せました。
✅ 小さくても「自信」になった
報酬はわずかでも、自分で稼いだお金には、特別な重みがあります。
初めて振り込まれた数千円に、私は思わずスマホの画面を何度も見返してしまいました。
「たったこれだけ」と思う人もいるかもしれない。
でも、私には大きな意味があったんです。
「行動して、続けたら、結果が出た」
その経験が、私の心に“自信の種”を植えてくれました。
50代、いまだからこそ副業を始めてよかった
「もう50代だし」「今さら遅いかな」
副業を始める前、私の心にはそんな言葉がいつもよぎっていました。
でも、いまははっきり言えます。
「50代だからこそ、副業を始めて本当によかった」と。
🌿 年齢は“遅さ”ではなく“深さ”
若いころとは違い、50代の私たちは人生経験があります。
人との付き合い方、言葉の選び方、失敗から学ぶ力──
それらは、若い人にはない「強み」です。
副業では、そんな経験が活かされる場面がたくさんありました。
「年齢が武器になる」なんて思ってもみなかった自分に、少し誇らしさすら感じます。
🌿 小さくても“自分の選択”がある暮らし
本業はどうしても「やらされ感」がつきまとうこともありますよね。
でも、副業は「やるか・やらないか」を自分で決められる。
- 朝、少しだけブログを書く
- 休日にハンドメイド作品を仕上げる
- 夜、静かな部屋でオンライン講座を開く
そんなささやかな時間が、「わたしの人生をわたしが動かしている」という感覚を取り戻させてくれました。
🌿 未来への希望が見えてくる
はじめは「お金のため」だった副業も、気づけば
「これを育てていけば、数年後には少し自由になれるかも」
と、希望の芽を感じるようになりました。
小さな一歩を積み重ねた先に、思っていたよりずっと広い未来が待っているのかもしれません。
おわりに
副業は、50代からでも遅くありません。
むしろ「今までの人生で得たこと」を活かして、あなたらしい働き方を始めるチャンスです。
迷っているなら、まずは小さく一歩を踏み出してみてください。
あなたの未来は、あなたが思っているより、もっと自由で、もっと可能性にあふれています。
🌟 今回ご紹介した副業サービスはこちら
- ココナラ ─ 得意を仕事にするスキル販売サービス
- メルカリ ─ フリマ感覚で気軽に副収入
- マクロミル ─ アンケートでお小遣い稼ぎ
- minne(ミンネ) ─ ハンドメイド販売の定番サイト
- Craudia(クラウディア) ─ 主婦・シニア歓迎のクラウドソーシング
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