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誰かのために必死に頑張ってきた私が「もう頑張らない」と決めた日

50代女性の自分らしい生き方を見つけるための心の変化

「やればできる」
「お母さんなんだから」
「誰かのために頑張るのが当たり前」
——そうやって、自分を奮い立たせてきた日々。
でも、ふと立ち止まってみたとき、思ったんです。

「私、いつまで頑張るの?」

50代になって、子どもも大きくなって、家族の形も少しずつ変わってきて。今さらかもしれないけど、「頑張るの、もうやめたいな」って気持ちが芽生えてきました。

今回の記事は、そんな私の心の変化を素直に綴ったものです。同じように“がんばり屋のお母さん”だったあなたに、届いたらうれしいです。


目次

「お母さんだから」と無意識に背負ってきたもの

「お母さんだから、朝は一番に起きるのが当たり前」
「お母さんなんだから、子どものことを一番に考えて」
「家族のために、文句言わずにやるのが普通」

気づけば、こんな“無言のルール”に縛られていました。

誰かに強制されたわけじゃない。
でも、世の中の空気や、自分の中の「ちゃんとしなきゃ」が、いつの間にか重たい荷物になっていたんです。

たとえば、仕事と家事の両立。疲れていても、夕飯を手抜きするとなんとなく罪悪感。
子どもが忘れ物をしても、「私のせいかも」と責めてしまう…。

今思えば、自分を置き去りにして、誰かの期待に応えることで、自分の価値を感じていたのかもしれません。


限界を感じた日のこと

ある日、朝起きて、キッチンに立ったとき。

体が全然動かない。目は覚めてるのに、足が前に出ない。

そのとき、「あ、私、疲れすぎてるかも…」って気づいたんです。

この“もう無理かも”と思った感覚は、介護の日々の中でも何度か経験しました。
親の介護と向き合う私のリアル|限界を感じた日、私はこうした

子どもも大きくなって、自分でできることが増えたのに、私は相変わらず“お母さん業フル稼働”。

「やればできる」って思って無理してきたけど、本当は、もう限界だったんです。

何より、誰にも弱音を吐けない自分が、一番しんどかった。


頑張るのをやめるって、ちょっと怖かった

それでも、「もう頑張らなくていいや」と思ったとき、ちょっと怖かったんですよね。

「何もしてない自分に、価値はあるのかな?」
「誰かに見放されちゃうんじゃないかな?」

でも、やってみたんです。

朝、少しゆっくり起きてみる。
夕飯をスーパーのお惣菜で済ませてみる。
「ごめん、今日はムリ〜!」って堂々と言ってみる。

…そしたら、意外と、誰も困らなかったんです。

それどころか、家族が手伝ってくれたり、「いいじゃん、楽して」と言ってくれたり。

「なんだ、肩の力抜いても大丈夫なんだ」って、ホッとしました。

“頑張らない”って、怖いけれど、やってみたら思ったよりあたたかいものがありました。
「子の心、親知らず」な介護の日々|わかってほしいのに、伝わらない


「お母さんの役目」は終わりじゃない、変化していくもの

「お母さんの役目って、なんだろう?」

子どもが巣立って、手が離れていく中で、ふと考えることが増えました。

昔は、ご飯を作って、送り迎えして、悩みを聞いて…そんな“してあげること”が役目だった。

でも今は、そっと見守ること、黙って応援することが、私にできる「母のかたち」なのかなって思うようになりました。

そしてそれと同時に、「母」ではない「私」としての人生を、少しずつ取り戻している気がします。


自分らしく、心地よく、生きるという選択

最近は、こんな風に過ごしています。

  • 朝はコーヒー片手に、好きな音楽をかけながらのんびり
  • 時間ができたら、散歩がてらカフェで読書
  • 興味があった通信講座にチャレンジしてみる
  • 気の合う友人と旅に出て、思いっきり笑う

こんなこと、一昔前の自分じゃ想像もつかなかったけど…
“頑張らない自分”って、こんなにも軽やかで心地いいんだって、日々感じています。

「朝型生活」にシフトしたことで、心と体のバランスが整ってきたこともありました。
50代女性の夜型脱出術|朝型生活で心と体が整う!


「誰かのために」から「自分のために」へ

もちろん、家族を想う気持ちは、これからも変わりません。

でも、誰かのために“我慢して頑張る”のではなく、笑顔でいたいからこそ選ぶ——そんな風に考え方をシフトしています。

50代からの人生は、“自分のために生きる”って決めてもいい。
それはワガママじゃなくて、自分を大切にすることなんだと思います。


頑張らないって、悪いことじゃないよ

もし今、「頑張りすぎてしんどい」と思っているなら。

もし、「私だけ取り残されてる」って感じているなら。

その気持ち、大丈夫です。私も同じでした。

だけどね、ちょっとだけ力を抜いて、自分に優しくしてみてください。

あなたが笑ってるだけで、家族はホッとするし、あなた自身もきっと心が軽くなるから。


おわりに:自分を大事にできるのは、自分だけ

「やればできる」も、「誰かのため」も、たしかに素敵なこと。
でも、そればかりじゃ、自分がすり減ってしまう。

だから、今日から少しずつでもいい。
「私、頑張るのやめます」って、宣言してみてほしい。

そして、自分の好きなことを、ひとつでもやってみてください。
あなたの人生は、これからもっと自由で、もっと素敵になれるから。

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自分を労わることって、贅沢じゃなくて、必要なことなんですよね。
この記事が、誰かの心の肩の力をフッと抜けさせるきっかけになれば嬉しいです。
気軽に、自分らしく、過ごしていきましょうね。

誰かのために必死に頑張ってきた私が「もう頑張らない」と決めた日
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この記事を書いた人

当ブログ管理人のかこです。
50代になり、これからの人生をもっと楽しく、豊かに生きたいと思っています。このブログでは、50代からの人生開花をテーマに、日々の暮らしや心のケア、趣味のことなどをシェアしています。

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