一日の大半の時間を過ごす仕事。
生活を支えたり、スキルを身につけることのできる場所でもあります。
一日の大半を過ごす場所がストレスやプレッシャーを感じたり、やりがいがなかったり、人間関係の問題が生じたりと大変だと思うときがありますよね。
無理をせず、自分ペースで進めることができるようになればいいのですが、進めることができず立ち止まってしまったとき、上手く前向きに進められないときがあります。
仕事のストレスについて
1日の大半を占める仕事。
わたし自身、キツく辛く感じる日があります。
「何のために働いているのか?」
「何でこんなに頑張らなくてはいけないのか?」
「誰のために働いてるのか?」
「良いことなどなにもない。」
「もうやめたい…」
こんな気持ちになり、仕事をストレスだと感じ、毎朝行くのが億劫で、しまいには蕁麻疹さえでるとすらできたことがありました。涙も出てくる仕事をやめたい。
仕事をやめるか?やめないか?悩んだときに
どちらかを決断するために
まず、自分にとっての仕事に対してのメリットデメリット(長所と短所)を考えてもみてみるのが良いかもしれません。
仕事のメリットデメリット
わたしは、50代になるまで、かれこれ何社の会社を渡り歩いたでしょう。
長年勤めた会社もあれば、
3日で辞めた会社もありました。
どの仕事もしていく上で分かったことは、良いこと楽しいことのメリットばかりではなくて、どんな仕事にも何かしらのデメリットがあるということ。嫌なことも辞めたくなるようなことがあるということ。
自分以外の誰かと共に毎日過ごすのです。
会社の為に働くのです。
なにかしらの問題があって当たり前ですよね。
ここで「仕事のメリット」と「仕事のデメリット」をあげていきます。
「仕事をする上でのメリット」とは?
- 経済的安定
収入を得ることで生活費や将来のための貯蓄が可能になります。 - 自己成長
新しいスキルや知識を習得し、自己成長を促進します。 - 社会的つながり
同僚や顧客との交流を通じて、人間関係を築くことができます。 - 達成感
目標を達成したり、プロジェクトを完成させたりすることで得られる満足感があります。 - 健康への影響
規則正しい生活や活動的な日常を送ることで、心身の健康が保たれます。 - 自己管理能力の向上
タイムマネジメントやストレス管理のスキルが向上します。 - キャリアパス
経験を積むことで、キャリアアップや転職のチャンスが広がります。 - 社会貢献
自分の仕事を通じて、コミュニティや社会に何らかの形で貢献することができます。
これらのメリットが、仕事をする際のモチベーションや意義に繋がります。
次は、デメリットを説明していきますね。
「仕事をする上でのデメリット」とは?
- ストレスがかかる
仕事のプレッシャーや締切、対人関係からくるストレスが生じることがあります。 - 時間的制約
仕事の時間に縛られ、プライベートの時間が減少することがあります。 - 健康への影響
長時間労働や不規則な生活が、身体や精神に悪影響を及ぼすことがあります。 - 職場の人間関係
同僚や上司との関係がうまくいかない場合、ストレスや不満が募ることがあります。 - キャリアの固定化
特定の職場や職種に留まることで、成長機会が制限されることがあります。 - 仕事の重責
責任のある仕事を任されると、負担が大きくなることがあります。 - 市場の変化
経済状況や技術革新によって、一時的に仕事の安定性が脅かされることがあります。 - 通勤の負担
通勤にかかる時間や労力が、生活の質に影響を与えることがあります。

仕事を辞める前に試してみるべきこと
仕事をやめたいとき、辞める前に次のような点を試してみることをオススメします。
- 転職活動を始める
すぐに辞める前に、転職活動を始めてみるのも一つの方法です。
新しい職場が決まるまで不安を感じることもありますが、今の仕事を続けながら新しい可能性を探ることで、安心して次に進むことができます。 - 職場で改善できることを試みる
職場環境が原因の場合、上司や同僚とコミュニケーションを取って改善できる点を見つけるのも良いかもしれません。
業務の負担を軽減してもらう、休暇を増やす、仕事内容を変えてもらうなど、できる限り自分が快適に働ける環境を作ることが大切です。 - ストレス管理法を見つける
ストレスやプレッシャーが原因で辞めたくなることもあります。
リラックス法やストレス解消法(運動、趣味、瞑想など)を試してみることで、気持ちが軽くなるかもしれません。
仕事を辞める決断をした場合
- 金銭的な準備をする
仕事を辞める前に、生活費や転職活動費用として必要な金額を計算し、貯金や支出を見直しておくことが大切です。
生活費が不安な場合は、退職後の計画を立ててから辞める方が安心です。 - 退職時のマナーを守る
退職の際は、円満に辞めることを心がけましょう。
最後の挨拶や引き継ぎ、感謝の気持ちを伝えることで、今後のキャリアに悪影響を与えずに新しいスタートを切ることができます。
仕事をやめるやめないは自分で決める
自分にとって、メリットとデメリットをよく考えてみます。
どうしても、メリットよりもデメリットを考えてしまうことが多いかもしれません。
大変な時期に無理にポジティブを考えようとしても、心がついてこないこともありますから。
でも、少しだけ深呼吸して、どんな小さなことでもいいから、仕事の中で良かったことやありがたいことを思い出してみると、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
無理にポジティブになろうとしなくても大丈夫です。
仕事をはやめるのはとても簡単です。
ただ後悔だけはしたくありませんよね。
わたしが辞めたら、この仕事はだれがしてくれるの?などと考えず
まずは自分自身で決めましょう。
仕事は会社がなんとかするものです。
その心配よりも自分自身のことを考えるのが大切。
選択するのは自分自身でしかないのです。
- 無理に辞めなくても解決方法はある
仕事を辞める前に、自分の気持ちや状況を見つめ直し、解決策を模索することが大切です。何か一歩踏み出せば、違う道が見えてくるかもしれません。それでもなお辞めたいという気持ちが変わらないのであれば、転職やキャリアチェンジも選択肢の一つです。 - 自分を大切にすることが最優先
何よりも自分の心と体が健康であることが最も大切です。
無理をせず、納得できる形で次の一歩を踏み出しましょう。
おわりに
仕事をしていると何度も辞めたい葛藤に襲われることがあります。
この会社でなければいけない理由。
自分にとって必要な会社かどうか。
わたしも毎日のように葛藤し続けています( ;∀;)
仕事を続けていくうえでの「メリット」「デメリット」を踏まえて、きっとほとんどの人が毎日葛藤の日々を過ごしているんだと思ったら、気が楽になるんではないでしょうか。
仕事は自分のために続けています。
いまの生活を守るために。
かこ

